初心者と中級者以上の違い
突然だけど、麻雀初心者と中級者以上っていったい何が違うんだろうか?
牌効率(最短でアガるための牌の切り方)の高さ?
放銃(ロンされること)率の低さ?
押し引きの判断の上手さ?
流れの読みの鋭さ?
それとも運?
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初心者と中級者以上の違いは情報ギャップ!
麻雀の上手さ・強さには色々な要素があるし答えはいろいろあるだろけど、個人的には初心者と中級者以上の一番大きな違いは「盤面から読み取っている情報量」というのが持論。
中級者以上の人はただ場を見ているだけでなく、そこから多くの情報を読み取っています。
つまり、何を切るとか押し引きを考えるとか、色々なことを判断する材料の量=情報量自体にそもそも大きな差があります。
一例として、誰かがリーチしたときのことを考えてみましょう。
この時、あなた視点の公開情報は・・・
・自分の手牌
・河(捨て牌)
・副露(誰かが鳴いて晒している牌)
・ドラ表示牌
これは他の人から見ても同じ条件。
ここで安全牌(=ロンされない牌)を考えるとき、もしあなたがルール覚えたてほやほやの初心者なら、現物(=リーチ者が切った牌)以外の危険度はほとんど同じに見えかもしれません。
それだと手牌から現物が無くなれば、いずれドヤ顔でロンされてしまう。。。
中級者以上の人は何を考えて牌を切っているか
この時、中級者以上の人は、安全牌を推測するために例えばこんな情報を読み取っています。
・カベはあるか?
・スジ(表筋、中筋、裏筋など)はあるか?
・字牌はそれぞれ何枚づつ出ているか?
・リーチ者が序盤にどんな牌を切っているか?
・リーチ時とその直前の打牌は何か?
etc.
程度の差はあれ、見えている牌だけでなく、そこから色々な情報を読み取り、ヒントを得ています。
一方、そういった情報を読み取れない初心者は、ほとんど当てずっぽうで牌を切ることになります。
そして当然、放銃率(=ロンされる確率)も高くなります。
信号や標識の意味がわからないまま車を走らせれば信号や標識が目に入っていても、そりゃあ事故るよね。
乱暴に言えば、そういうことです。
どうすればそんな情報を読み取れるようになるのか
ということで、判断どうこう以前に初心者と中級者以上の人ではそもそも持っている情報量がまったく違います。
他の人は目に見えている情報からたくさんのヒントをもらっているのに、自分だけヒントをもらっていないまま勝負していても、いいようにカモられ続けてしまう。
では、そんな初心者はどうすればいいのか。
答えは簡単。
セオリーを知って情報を読み取れるようになればいい!
麻雀には見えてる情報からヒントを得るためのセオリーがあって、セオリーがわかれば、目に見えている以上の情報が読み取れるようになります。
極端な言い方をすれば、初心者と中級者の違いはそれを知っているか知ってないかだけだし、ぶっちゃけ「身内では結構強い方」レベルならちょこっとセオリーを抑えて実践するだけで到達可能だと思います。
(それ以上の人は天才ということにして無視しましょう)
どのくらいの説得力になるのかわからないけど、直近の成績はこんな感じ。
実際、ある程度長く打ってる人でも表筋と中筋は知ってるけど裏筋・またぎ筋を知らない人なんてザラだし、初心者と中級者の差なんてその程度だと思います。
具体的にそのセオリーってなんやねんの部分については、ヒマな時にでもこのブログでまとめていこうかなと思います。