【MTG】既存デッキのアップデート版や新アーキも！新環境の新デッキを紹介！！【デッキ】

おっすおっす。

かーむです。

ついにMTGアリーナで基本セット2021(M21)がリリースされ、新環境が始まりました。

早速色んなプレイヤーが新環境のデッキを公開していますね。

今回は既存デッキのアップデート版から、M21で生まれた新アーキタイプなど、　新環境のデッキをいくつか紹介したいと思います。

Contents

新アーキタイプ
既存デッキのアップデート版
1. ティムールヨーリオンエレメンタル
2. 緑単アグロ
インポートリスト

新アーキタイプ

まずは以前までの環境にはいなかった、新しいコンセプトのデッキを4つ紹介します。

イゼットスペル

トップバッターはイゼットスペル。

軽い呪文と、呪文と相性の良いクリーチャーたちで構成されています。

こちらはプロプレイヤーのアンドレア・メングッチ選手のデッキになります。

【紹介サイト】：チャネルファイアーボール公式(英語)

メインアタッカーは呪文を撃てば撃つほど大きくなる《スプライトのドラゴン》。

このデッキでは驚異的な速度で成長していきます。

そしてM21で収録された《嵐翼の精体》。

呪文を唱えると①Uで3/3飛行果敢という破格のコストで場に出すことができます。

場に出たときの占術2は果敢と相性がよく、出した後にデッキトップに呪文を積んでおくことで、次のターン以降のサイズアップがしやすくなります。

マナフラにあまり強いデッキではないので、不要な土地を弾くだけでもかなり重宝します。

そして呪文枠にはM21から《真実の視認》を採用。

普通に唱えるだけでもそこそこ使えますが、墓地から唱えると2マナ3ドローと《嵐翼の精体》に劣らず破格のコストパフォーマンス。

墓地から唱える手段としては《戦慄衆の秘儀術師》を採用。

何かしらのパンプアップ呪文でパワーを上げて殴れば、なんと0マナ3ドロー！

別デッキでは《約束の終焉》も合わせて搭載しているものもありました。

ちなみにYoutubeに対戦動画もあがっているので、実際のゲームが気になる方はぜひ見てみてください。

オルゾフライフゲイン

続いてはオルゾフライフゲイン。こちらは海外のMTGアリーナ情報サイトMTG Arena Zoneで紹介されていました。

これまでもライフゲインデッキ自体は存在していましたが、ライフゲインという行動自体がアグロ以外に対してあまり有効でないのが欠点でした。

しかしそれを覆すのがM21で収録された《薄暮薔薇の棘、ヴィト》。

ライフゲイン時に対戦相手のライフを奪う(ライフロス)という変わった能力を持ったクリーチャーです。

《薄暮薔薇の棘、ヴィト》が出ていれば《ケイヤの誓い》も3マナ6点火力相当になり、全体に絆魂を付けて殴れば、ブロックされようがされまいが相手の顔面にダメージを叩き込むことができます。

デッキ全体としてはオルゾフアグロのような構成になっており、1マナ域にはM21から《天界の語り部》と《魔王の器》を採用。

《天界の語り部》は一定のライフを超えると毎ターンタダで4/4飛行の天使クリーチャーを呼び出し、どんどんと盤面を掌握していきます。

一方、《魔王の器》は墓地から場に出すことで5/5飛行の悪魔に変身します。

墓地から場に出す手段としては《夢の巣のルールス》と《死住まいの呼び声》の2種類。

《夢の巣のルールス》は自身が絆魂を持っており、《死住まいの呼び声》は墓地から呼び戻したクリーチャーに絆魂を付けることができ、リアニメイトしながらもライフゲインというコンセプトとシナジーを持った良パーツですね。

セレズニアカウンター

こちらは+1/+1カウンターをコンセプトにしたアグロデッキ。

こちらもメングッチ選手が紹介していましたが、元々は彼の配信の視聴者が使っていたデッキのようです。

One of my viewers (ichessblumn) yesterday defeated me with Grateful Apparition, and now I’m stealing his list and going live with it! 😂
Live at: https://t.co/86Ikczox37
Decklist: https://t.co/hdGA1rqOfW pic.twitter.com/Cubl6Y4y2Z

— Andrea Mengucci (@Mengu09) July 1, 2020

デッキとしては、クリーチャーの上にカウンターを置きまくって、巨大化したクリーチャーたちで圧殺する構成になっています。

デッキの中核はM21で登場した《議事会の導師》と《バスリ・ケト》。

《議事会の導師》は+1/+1カウンターを置く際にボーナスを付け、《バスリ・ケト》は継続的に+1/+1カウンターを置くことで戦線を強化してくれます。

それを《ファートリの猛竜》と《バスリの副官》がさらにサポート。

《ファートリの猛竜》は既に置かれたカウンターを増やしつつ、こっそり《バスリ・ケト》の忠誠度カウンターも増やして奥義(大マイナス能力)へと近づけます。

《バスリの副官》はカウンターが乗ったクリーチャーが死亡した際に警戒付きの2/2クリーチャーを生成し、除去への耐性を高めてくれます。

プロテクション(多色)を持っているため、《時を解す者、テフェリー》、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》、《ハイドロイド混成体》、《波乱の悪魔》といった、環境に存在する主力カードたちに強いのがいいですね。

脇を固めるクリーチャーたちも+1/+1カウンターとシナジーがあるもので、採用クリーチャーには徹底してコンセプトが一貫されています。

サイズで相手をブチのめしたい！というプレイヤーにはうってつけのデッキですね。

青黒アーティファクト

新アーキタイプ最後はアーティファクトがテーマ。

メインには色のついたカードは1枚もありません。

M21発売後、さっそく大暴れしている《精霊龍、ウギン》は、灯争大戦の《人知を超えるもの、ウギン》とともにフル投入の8ウギン体制！

《人知を超えるもの、ウギン》のコスト軽減効果で、《精霊龍、ウギン》が6マナで唱えられるようになるのでウギン to ウギンという連続ビッグアクションも狙えます。

クリーチャー陣もアーティファクトで統一されており、M21からは《パラジウムのマイア》と、鉄板の《真面目な身代わり》を採用。

マナ加速からウギンへの動きを支えます。

そしてイコリアのリミテッドではノータイムでピックされる《結晶の巨人》。

ドラフトでは大変お世話になりましたが、このデッキでも大活躍。

中堅クリーチャーとして盤面を支えつつ、放置されれば自身の能力と《鋼の監視者》により化け物へと成長し、ウギンなしでもゲームを終わらせるほどの脅威になります。

アドバンテージエンジンには《神秘の炉》を採用。

デッキトップの無色の呪文を唱えることができ、タップ能力で不要なデッキトップを弾くことができます。

実は《人知を超えるもの、ウギン》とシナジーがあり、無色呪文のコストが軽減されることで連続して呪文を唱えやすくなり、《人知を超えるもの、ウギン》の＋能力でデッキトップを変えられるため、土地がトップに来てしまってもさらに呪文を唱えるチャンスを増やすことができます。

既存デッキのアップデート版

続いては既存デッキのアップデート版を紹介します。

ティムールヨーリオンエレメンタル

こちらは今は亡きジェスカイルーカのアンチデッキとして前環境で登場したティムールヨーリオンエレメンタルのアップデート版。

《発現する浅瀬》による爆発的なマナブーストとアドバンテージ、そして大技の《発生の根本原理》によって、デッキのカードをとにかく盤面に出しまくるデッキです。

M21リリース後の新環境では、禁止となった《裏切りの工作員》に代わり、マナカーブの頂点に《精霊龍、ウギン》を据えています。

そしてマナ加速には《真面目な身代わり》と《耕作》が追加されました。

どちらも土地を場に出すことでマナ加速するため、《乱動の座、オムナス》と相性がよく、デッキに非常にマッチしていますね。

ブン回った時の加速力は尋常ではないため、《精霊龍、ウギン》を早く場に出すという点ではランプ系デッキにも引けを取りません。

あまりマナを構えながら動くタイプのデッキではないため、前環境の王者、ティムール荒野の再生に対して不利とされていますが、メタの変動や新カードでそれを克服できれば、今後数を増やしていきそうです。

緑単アグロ

最後は緑単アグロ。

こちらは海外のMTGサイト、CHANNEL FIREBALLの有料会員限定大会で5位に入賞したデッキになります。

さて緑と言えば、《精霊龍、ウギン》と同じくM21で再録となって話題となった、《漁る軟泥》ですね。

墓地のクリーチャーを食べることでライフゲインしつつサイズアップする能力を持っています。

アグロ系デッキを幾度となく粉砕してきた《自然の怒りのタイタン、ウーロ》に対して非常に有効なカードで、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》が出てこずとも、墓地の呪文を食べておくことで脱出のタイミングを遅らせることができます。

サイドボードにはM21からガラクが採用されています。

《解き放たれた者、ガラク》は自軍強化とクリーチャー生成、そして毎ターンデッキからクリーチャーを場に出す大マイナス能力という緑らしい3つの能力を持った新PWカード。

これまではクリーチャーを生成する緑のプレインズウォーカーは5マナでしたが、今後は4マナ域にクリーチャー以外のプレッシャーにオプションが加わりますので、コントロールデッキのサイドボードも変わっていくかもしれません。

M21からは自軍の強化と除去を1枚でこなす《原初の力》も採用。

X呪文ということでマナフラ受けにもフィニッシュブローにもなります。

インスタントタイミングで除去が飛んでこない同型やアグロ同士のマッチアップで輝きそうですね。

というわけで新環境のデッキを紹介してみました！

今後も続々新デッキが出てくると思うので、面白そうなデッキがあればまた紹介してみたいと思います。

↓の方にインポートリストも用意しているので、気になるデッキがあればぜひインポートしてみて使ってみてください。

では！！

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