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【MTG】9/12の$5K SCG Tour Onlineチャンピオンシップ予選(ヒストリック)のTOP8とメタゲーム

おっすおっす。

かーむです。

 

今回は、9月13日に先週末は新環境ヒストリックでのSCG Tour Onlineが開催されました!

予選のsatelliteの間でもメタゲームがどんどん動き、ガチ競技大会ということで本戦の結果もこの間のHooglandia Openとはまた違ったものとなりました。

 

ヒストリック新環境!!「Hooglandia Open」のTOP8デッキとメタゲーム「Hooglandia Open」のTOP8デッキとメタゲーム。 ジェスカイ不屈の独創力/セレズニアカンパニー/セレズニアコンボ/黒単吸血鬼/ジャンドミッドレンジ/グルールアグロ...

 

ソース:SCGイベントページ(MTG Melee)

9/12のSCGのメタゲーム

SCGのメタゲームを見ていく前に、簡単にSCGについて説明します。(たまに聞かれるので)

Star City Games(通称SCG)は世界最大手のMTG専門オンラインショップ

サイト上ではプロプレイヤーが執筆した戦略記事やコラムも公開されており、有料会員になると会員限定の記事も閲覧できます。すごい。

 

そしてSCGは定期的に「SCG Tour Online」という競技イベントを主催していて、このイベントも通称「SCG」と呼ばれていてちょっと紛らわしいですね。

今回結果を紹介するのは「SCG Tour Online」の方になります。

 

SCG Tour Onlineは2段階構成になっていて、「satellite」という全8回の予選を経て、本戦の「Championship Qualifier」に参加するようになっています。

 

 

というわけで今回はsatelliteと本戦それぞれでメタゲームを見ていきましょう。

satellite1~8のメタゲーム

まずはsatelliteから。上の図はsatellite1~8の上位デッキのまとめ。

全体的にはジェスカイがトップメタでしたが、8回のsatelliteの中でメタゲームにも動きがありました。

 

まず、ジェスカイと呼ばれるデッキの中には大きく3つのタイプがありましたが、ジェスカイがトップメタということで同型に弱い独創力コンボが早々に駆逐されました

 

 

続いてジェスカイを狙い撃つ形で、アブザンヒューマンが出現

こちらは競技系MTG Vtuberの晴影らいさんが制作したデッキで、ジェスカイに強い《エスパーの歩哨》《精鋭呪文縛り》を残しつつ、多色化によってデッキ全体のパワーを底上げした構成になっています。

 

 

 

そして今度はジェスカイに追いやられていたジャンドサクリファイスが復活

ジェスカイを狩るためにアブザンヒューマンやシミックマーフォークが増えたことで、クリーチャーデッキキラーであるジャンドサクリファイスが勝ちやすい土壌ができていました。

また、復活するにあたって構成も変わっており、対ジェスカイとの相性も改善されているようでした。

 

ジェスカイ、クリーチャーデッキ、サクリファイスがお互いにニラミを効かせる構図となり、SCGは本戦へと続いていきます。。。

 

 

かーむ
かーむ
なんかフキダシ内のセリフに悪意ない?

 

本戦のメタゲーム

本戦のメタゲームはオパス、純正コントロールを含むジェスカイコントロールとジャンドサクリファイスが同率1位

続いてシミックマーフォーク、白単人間、セレズニアカンパニーなど以降はクリーチャーデッキが続きます。

 

MTG Dataのアーキタイプ毎の勝率を見ても、ジェスカイオパスがジャンドサクリファイスに勝ち、ジャンドサクリファイスがクリーチャーデッキに勝ち、クリーチャーデッキがジェスカイに勝つという3つ巴のメタゲームでした。

 

 

アーキタイプ別勝率で最もパフォーマンスがよかったのは59%弱のオルゾフオーラ

あとでもう少し詳しく触れますが、《思考囲い》を使うデッキが減り、ジャンドサクリファイスも今のリストでは《思考囲い》《初子さらい》の枚数も少なめということで、メタゲーム的な立ち位置がかなり追い風になっていました。

 

TOP8デッキ

大会結果は以下の通り。

順位 デッキ
優勝 ジャンドサクリファイス
2位 シミックマーフォーク
3位 オルゾフオーラ
4位 アブザンヒューマン
5位 ジャンドサクリファイス
6位 ジェスカイオパス
7位 ジェスカイコントロール
8位 ジェスカイオパス

今回の優勝はジャンドサクリファイス

ベスト8の構成はジャンドサクリファイスが2名、ジェスカイオパスが2名、あとはシミックマーフォーク、オルゾフオーラ、アブザンヒューマン、ジェスカイコントロールが1名ずつということで、多種多様なデッキが軒を連ねる形となりました。

 

それでは8つのデッキのリストを1つ1つ見ていきましょう。

優勝:ジャンドサクリファイス

まずは優勝のジャンドサクリファイスから。

前環境から構成はかなり変わっており、固定パーツと思われていた《初子さらい》はサイドに2枚のみとなっており、《悲哀の徘徊者》に至っては不採用となっています。

《初子さらい》はトップメタであるジェスカイ相手ではほぼ完全に無駄牌となってしまうし、《悲哀の徘徊者》はクリーチャーデッキ戦ではインパクト不足なうえに、ジェスカイ戦ではメインから全体追放除去の《神々の憤怒》を食らってしまって脱出もあまり期待できないということなのでしょう。

 

 

代わりにメインデッキに入ったのは新カードの《貪欲なるリス》

アーティファクトかクリーチャーをサクればサクるほど大きくなるということで、さながらミニコルヴォルドのような働きをします。

序盤に出して数ターン場に定着すれば、クリーチャー戦ではダメージレースをしかけられ、ジェスカイ戦では1枚の火力で処理できない堅固なアタッカーとなります。

 

対ジェスカイには追加のアタッカーとして《変容するケラトプス》をたっぷり3枚採用。

《霊気の疾風》もほとんど採用されない現環境では、ラスでしか対処できません。

 

 

追加除去には《魔女の復讐》

人間、マーフォークなどの部族デッキへの備えも万全ですね。

 

 

本イベントではクリーチャーデッキを引き倒しまくって圧巻の優勝となりました。

 

《インポートリスト》

相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222

デッキ
2 森 (AFR) 281
3 寓話の小道 (M21) 246
4 金のガチョウ (ELD) 160
2 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 闇孔の小道 (KHM) 254
1 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
3 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
4 草むした墓 (GRN) 253
1 山 (AFR) 277
4 大釜の使い魔 (ELD) 81
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
2 血の墓所 (RNA) 245
3 貪欲なるリス (MH2) 211
4 パンくずの道標 (ELD) 179
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
2 沼 (AFR) 273
3 古き神々への拘束 (KHM) 206
4 魔女のかまど (ELD) 237
2 思考囲い (AKR) 127
3 致命的な一押し (KLR) 84
1 ウォーロック・クラス (AFR) 125

サイドボード
3 魔女の復讐 (ELD) 111
2 初子さらい (STA) 37
2 思考囲い (AKR) 127
1 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
2 運命の神、クローティス (THB) 220
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
1 コラガンの命令 (DTK) 224
3 変容するケラトプス (M20) 194

2位:シミックマーフォーク

準優勝はシミックマーフォーク。

前回の記事でも軽く紹介しましたが、マーフォークは新弾の『Jumpstart: Historic Horizons』で複数の有力なマーフォークを獲得し、強化されました。

 

まずはロード。《メロウの騎兵》を獲得し、ロードが3種12枚体制となり、安定して全体強化できるようになりました。

ダメージレースでの有利はもちろん、ジェスカイの《神々の憤怒》のような全体火力にも耐性がつきました。

 

新エースの《海と空のシヴィエルン》、序盤の動きを安定させてくれる《海辺の斥候》の加入も大きいですね。

 

 

クリーチャーデッキの多くが《集合した中隊》を採用しているため、既存カードの《霧の呼び手》もいやらしい働きをしてくれます。

 

 

かーむ
かーむ
昔友達が、「マーフォーク対マーフォークはマーフォークが微不利」と言ってたの、今ならわかるかもしれない

 

 

《インポートリスト》

デッキ
4 海辺の斥候 (J21) 12
4 集合した中隊 (AKR) 186
4 真珠三叉矛の達人 (J21) 37
4 銀エラの達人 (RIX) 53
4 メロウの騎兵 (LRW) 74
4 海と空のシヴィエルン (MH2) 69
4 マーフォークの霧縛り (RIX) 164
4 繁殖池 (RNA) 246
4 植物の聖域 (KLR) 281
4 樹皮路の小道 (KHM) 251
1 玻璃池のミミック (ZNR) 60
4 手付かずの領土 (XLN) 258
4 クメーナの語り部 (XLN) 196
4 マーフォークのペテン師 (DAR) 56
1 霧の呼び手 (M19) 62
4 島 (AFR) 269
2 呪文貫き (XLN) 81

サイドボード
3 霊気の疾風 (M20) 42
1 大祖始の遺産 (ALA) 218
1 霧の呼び手 (M19) 62
2 厚かましい借り手 (ELD) 39
2 凶暴な一振り (MH1) 178
2 否認 (STA) 18
2 神秘の論争 (ELD) 58
1 漁る軟泥 (M21) 204
1 仮面の蛮人 (KHM) 184

3位:オルゾフオーラ

3位はオルゾフオーラ。

オーラにも《エスパーの歩哨》が採用されていますね。

 

 

《エスパーの歩哨》という追加のドローソースを手に入れたことで、キーパーツの《コーの精霊の踊り手》《上級建設官、スラム》にたどり着きやすくなりました。

オーラデッキはこのカード2種とオーラと土地をいい配分で引く必要があり、逆に言えば《コーの精霊の踊り手》や《上級建設官、スラム》を序盤に手札から抜かれてしまうと機能不全に陥ってしまうため《思考囲い》を使うデッキが苦手でした

しかし現在はジャンドサクリファイスが復活してきたものの、一時期のスゥルタイのような数ではなく、《初子さらい》の枚数も減っていてオーラデッキとしては良い地合いになっていたようですね。

 

 

本戦でも、本来であれば相当相性が悪いはずのジャンドサクリファイスを2名破っています。

 

《インポートリスト》

相棒
1 夢の巣のルールス (IKO) 226

デッキ
2 きらきらするすべて (ELD) 2
1 持続のルーン (KHM) 25
4 陽光昇りの小道 (ZNR) 259
4 結束のカルトーシュ (AKR) 8
2 立身 /// 出世 (AKR) 229
4 秘密の中庭 (KLR) 282
1 死の重み (IKO) 83
4 神無き祭殿 (RNA) 248
2 ヘリオッドの神罰 (THB) 21
3 孤立した礼拝堂 (DAR) 241
4 ケイヤ式幽体化 (WAR) 94
4 コーの精霊の踊り手 (JMP) 116
4 平地 (AFR) 265
4 歩哨の目 (THB) 36
4 上級建設官、スラム (KLR) 32
3 沼 (AFR) 273
4 思考囲い (AKR) 127
2 エスパーの歩哨 (MH2) 12
1 飛び刃の加護 (MH2) 31
1 モーギスの好意 (THB) 107
1 コジレックの審問 (STA) 31
1 天使の贈り物 (M20) 5

サイドボード
2 強迫 (STA) 29
3 ポータブル・ホール (AFR) 33
1 ヘリオッドの神罰 (THB) 21
1 エスパーの歩哨 (MH2) 12
1 石の宣告 (SOI) 12
2 死の重み (IKO) 83
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
2 魔女の復讐 (ELD) 111
2 ぬかるみの捕縛 (THB) 106

4位:アブザンヒューマン

4位はアブザンヒューマン。

先ほども軽く触れましたが、白単人間がベースになっていて、コントロールに強い部分を残しつつ多色化によってデッキパワーを底上げしたデッキです。

 

 

かーむ
かーむ
この3枚ほんま嫌い><

 

新カードの《サリアの副官》《イーオスのレインジャー長》もかなり強力。

《イーオスのレインジャー長》の能力はコントロール相手で向こうのアップキープにサクって全体除去を撃てなくするなど、ここぞというところで決定的な働きをします。

 

 

多色化によって追加されたのは《ドラニスのクードロ将軍》《集合した中隊》など。

全体強化はもちろん、墓地対策能力がジェスカイオパスや《夢の巣のルールス》デッキに対しても有効です。

 

 

サイドには白単人間用の《赦免のアルコン》や、サクリファイスデッキ用の《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》など、白らしいヘイトクリーチャーが控えています。

 

 

《インポートリスト》

デッキ
4 エスパーの歩哨 (MH2) 12
4 陽光昇りの小道 (ZNR) 259
1 巨人落とし (ELD) 14
4 スレイベンの守護者、サリア (DKA) 24
4 サリアの副官 (J21) 27
2 不吉な戦術 (IKO) 183
4 イーオスのレインジャー長 (MH1) 21
4 精鋭呪文縛り (STX) 17
4 帆凧の掠め盗り (M21) 107
4 秘密の中庭 (KLR) 282
2 ドラニスのクードロ将軍 (IKO) 187
4 集合した中隊 (AKR) 186
4 神無き祭殿 (RNA) 248
4 枝重なる小道 (ZNR) 258
4 寺院の庭 (GRN) 258
2 花盛りの湿地 (KLR) 280
1 沼 (AFR) 273
2 スレイベンの検査官 (SOI) 44
2 光輝王の野心家 (ZNR) 24

サイドボード
3 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
2 安らかなる眠り (AKR) 33
2 致命的な一押し (KLR) 84
1 致命的な一押し (KLR) 84
2 赦免のアルコン (ELD) 3
2 魔女の復讐 (ELD) 111
1 黒き剣のギデオン (WAR) 13
2 鎮まらぬ大地、ヤシャーン (ZNR) 240

5位:ジャンドサクリファイス

5位はジャンドサクリファイス。

こちらのリストでは《貪欲なるリス》ではなく、《悲哀の徘徊者》を採用しています。

 

 

1マナ除去は《致命的な一押し》ではなく、新カードの《邪悪な熱気》

《古き神々への拘束》が4枚フル投入されているのは少し珍しい気がしますが、昂揚達成のためもあるのでしょうか。う。

 

 

サイドボードの墓地対策には《魂標ランタン》に加えて《塵へのしがみつき》を採用。

1マナかつインスタントタイミングで打てる墓地対策ということで、特にジェスカイオパス戦で重宝する1枚。

 

 

かーむ
かーむ
マグマ・オパス踏み倒し、ダメ、ゼッタイ

 

《インポートリスト》

相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222

デッキ
4 寓話の小道 (M21) 246
1 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
1 悲哀の徘徊者 (JMP) 123
1 悲哀の徘徊者 (THB) 123
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
2 森 (AFR) 281
4 金のガチョウ (ELD) 160
2 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 大釜の使い魔 (ELD) 81
4 魔女のかまど (ELD) 237
3 血の墓所 (RNA) 245
3 草むした墓 (GRN) 253
2 沼 (AFR) 273
4 古き神々への拘束 (KHM) 206
4 パンくずの道標 (ELD) 179
1 山 (AFR) 277
3 花盛りの湿地 (KLR) 280
3 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
2 邪悪な熱気 (MH2) 145
2 思考囲い (AKR) 127
1 バグベアの居住地 (AFR) 254
1 大渦の脈動 (ARB) 92

サイドボード
2 思考囲い (AKR) 127
1 塵へのしがみつき (THB) 87
3 致命的な一押し (KLR) 84
1 初子さらい (STA) 37
1 運命の神、クローティス (THB) 220
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
3 害悪な掌握 (M20) 110
3 魂標ランタン (THB) 237

6位:ジェスカイオパス

6位はジェスカイオパス。

《奔流の機械巨人》《ミジックスの熟達》から《マグマ・オパス》を踏み倒して唱える構造になっています。

《奔流の機械巨人》が単体で強力なうえに、《マグマ・オパス》のマナ加速→《ミジックスの熟達》最速3ターン目に《マグマ・オパス》をぶっ放せるなど、ジェスカイ3種の中でもデッキパワーが高め

 

 

ミラー用のフィニッシャーには《原初の潮流、ネザール》を採用。

打ち消されず、着地すれば相手のアクションのたびに1ドローでき、全体除去もよけられるとあってまさにエンド級。

 

 

そんな《原初の潮流、ネザール》を打ち消せる《不連続性》は面白いカードですね。

《奔流の機械巨人》《サメ台風》など、自分のターンエンドの相手のアクションに対しては①青ですべて対処できます。

 

 

《インポートリスト》

デッキ
2 邪悪な熱気 (MH2) 145
4 大魔導師の魔除け (MH1) 40
4 記憶の欠落 (STA) 16
4 表現の反復 (STX) 186
4 稲妻のらせん (STA) 62
2 神々の憤怒 (AKR) 138
1 プリズマリの命令 (STX) 214
2 ミジックスの熟達 (STA) 43
1 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) GR6
1 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) 207
3 奔流の機械巨人 (KLR) 70
4 マグマ・オパス (STX) 203
1 ヴァントレス城 (ELD) 242
1 島 (AFR) 269
4 神聖なる泉 (RNA) 251
3 氷河の城砦 (XLN) 255
1 灌漑農地 (AKR) 304
4 蒸気孔 (GRN) 257
4 硫黄の滝 (DAR) 247
2 聖なる鋳造所 (GRN) 254
4 ラウグリンのトライオーム (IKO) 251
2 サメ台風 (IKO) 67
1 ストーム・ジャイアントの聖堂 (AFR) 257
1 アーデンベイル城 (ELD) 238

サイドボード
1 神々の憤怒 (AKR) 138
1 神秘の論争 (ELD) 58
2 ドビンの拒否権 (WAR) 193
1 邪悪な熱気 (MH2) 145
2 ポータブル・ホール (AFR) 33
1 霊気の疾風 (M20) 42
1 厚かましい借り手 (ELD) 39
1 丸焼き (M20) 140
1 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
2 原初の潮流、ネザール (RIX) 45
2 不連続性 (M21) 48

7位:ジェスカイコントロール

7位はジェスカイコントロール。

大量の除去とカウンター、少量の隙の無いフィニッシャーを搭載した正統派のやつですね。

 

 

ジェスカイオパスや独創力のような、スロットを圧迫するパッケージがないので、全体除去も《神々の憤怒》《神の怒り》を2枚ずつと多めに積めていますね。

 

 

また、《暗記+記憶》以外で墓地を使わないので墓地対策を無理なく積めるのも魅力。

メインから《大祖始の遺産》を1枚、サイドには《安らかなる眠り》を3枚と厚めに積んでいます。

特に《安らかなる眠り》はサクリファイスやアルカニストなど、墓地を使うデッキに対してはクリティカルに刺さりますね。

 

 

ミラー用のフィニッシャーに5枚目の《サメ台風》として《終局の始まり》を採用。

手札を貯めたまま構え合うミラーマッチにおいては、サイズ・ドロー枚数ともに《サメ台風》よりも効率のよいカードですね。

 

 

《インポートリスト》

デッキ
1 島 (AFR) 269
2 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
4 記憶の欠落 (STA) 16
4 神聖なる泉 (RNA) 251
4 蒸気孔 (GRN) 257
4 氷河の城砦 (XLN) 255
4 稲妻のらせん (STA) 62
2 聖なる鋳造所 (GRN) 254
3 硫黄の滝 (DAR) 247
2 神々の憤怒 (AKR) 138
1 暗記 /// 記憶 (AKR) 54
2 灌漑農地 (AKR) 304
1 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) GR6
2 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) 207
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
4 ラウグリンのトライオーム (IKO) 251
4 大魔導師の魔除け (MH1) 40
4 表現の反復 (STX) 186
2 神の怒り (AKR) 46
1 審判の日 (STA) 2
4 サメ台風 (IKO) 67
1 不可解な終焉 (RIX) 1
1 大祖始の遺産 (ALA) 218
1 アズカンタの探索 (XLN) 74

サイドボード
1 残骸の漂着 (XLN) 34
1 終局の始まり (WAR) 45
3 安らかなる眠り (AKR) 33
2 ドビンの拒否権 (WAR) 193
2 ポータブル・ホール (AFR) 33
1 丸焼き (M20) 140
2 神秘の論争 (ELD) 58
1 プリズマリの命令 (STX) 214
1 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
1 不可解な終焉 (RIX) 1

8位:ジェスカイオパス

最後はジェスカイオパス。

他のリストでは4枚積みの多い《記憶の欠落》ですが、このリストでは《神秘の論争》と2-2になっています。

 

 

サイドボードの追加の除去には《ポータブル・ホール》《裁きの一撃》

《ポータブル・ホール》《スレイベンの守護者、サリア》《エスパーの歩哨》擁する人間デッキ相手では非常に重要になりますね。

《裁きの一撃》はジャンドサクリファイスがサイドインしてくる《変容するケラトプス》を軽いマナで処理できるため、個人的には1枚はサイドに積んでおきたいカード。

 

 

 

《インポートリスト》

デッキ
2 記憶の欠落 (STA) 16
3 表現の反復 (STX) 186
4 稲妻のらせん (STA) 62
4 大魔導師の魔除け (MH1) 40
4 マグマ・オパス (STX) 203
4 神聖なる泉 (RNA) 251
4 蒸気孔 (GRN) 257
4 硫黄の滝 (DAR) 247
4 ラウグリンのトライオーム (IKO) 251
1 審判の日 (STA) 2
1 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) GR6
2 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) 207
3 奔流の機械巨人 (KLR) 70
4 氷河の城砦 (XLN) 255
1 アズカンタの探索 (XLN) 74
2 神々の憤怒 (AKR) 138
2 ミジックスの熟達 (STA) 43
1 ヴァントレス城 (ELD) 242
1 灌漑農地 (AKR) 304
2 聖なる鋳造所 (GRN) 254
2 プリズマリの命令 (STX) 214
1 暗記 /// 記憶 (AKR) 54
2 島 (AFR) 269
2 神秘の論争 (ELD) 58

サイドボード
2 神々の憤怒 (AKR) 138
2 ポータブル・ホール (AFR) 33
1 丸焼き (M20) 140
1 裁きの一撃 (GRN) 182
1 神の怒り (AKR) 46
2 ドビンの拒否権 (WAR) 193
1 神秘の論争 (ELD) 58
2 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
2 原初の潮流、ネザール (RIX) 45
1 魂標ランタン (THB) 237

 

 

というわけで新環境ヒストリックのSCGの結果でした!

新環境とは言っても、今週末には『イニストラード 真夜中の狩り』がリリースされてまた環境も変わってしまいそうですが…

 

かーむ
かーむ
個人的にはもう少し今のヒストリックで遊びたかった

 

スタンダードでは『イニストラード 真夜中の狩り』の発売と同時にローテーションが行われるため、しばらく忙しくなりそうですね。

 

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スタンダードもヒストリックも今の環境とのお別れは少し寂しい気もしますが、今回のイニストラードもカードパワーもりもりみたいなので、リリースが待ち遠しいですね。

ジェムを蓄えてリリースの日を迎えたいと思います。

 

では!!

 

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