おっすおっす。
かーむです。
今月もランクマッチ走り出しましたので、(ほぼ)毎週恒例のランクマッチ奮闘記の8月1週目の分をお送りします。
友達が日本選手権にバントランプで参戦予定だという話を聞き、データ取りのお手伝いということで、今回はバントランプで走ってみました。
デッキリスト
まずはデッキリストを見ていきましょう。
マナクリーチャー
通常、バントランプには3種×4枚の合計12枚のマナクリーチャーが採用されています。
1マナ域はもちろん不動の《ラノワールのエルフ》。
特に1ターン目に出せたときのマナ加速のメリットは凄まじく、後手1ターン目に置けた場合には実質的に先手と後手を入れ替えることができます。
2マナ域のクリーチャーは以下の3つの中から2つを選ぶのが一般的でしょうか。
それぞれに役割が微妙に異なりますが、僕のリストでは、《培養ドルイド》と《枝葉族のドルイド》を選択しました。
《楽園のドルイド》は呪禁持ちのため、赤系のデッキに対して安心して場に出しやすいですね。
好きな色のマナを出せるという点も、色事故防止の上では重要になります。
また、3つの中では唯一パワー2ということで、相打ちブロックにも使うことができる一方、タフネスは1のため、基本的に何をブロックしても死んでしまいます。
《培養ドルイド》は何と言っても「順応3」が強力ですね。
順応後は3/5となかなかのサイズになりますし、生み出すマナも一気に3倍になります。
順応コストが少し重めなので、隙を見て能力を使うことが多いですね。
《世界を揺るがす者、ニッサ》が出ていると楽に順応できます。
《枝葉族のドルイド》はM20で追加された新たな2マナのマナクリーチャー。
タフネスが3と高めで、特にオルゾフ吸血鬼戦では優秀なブロッカーとしても働いてくれます。
他の2種類とは違い、緑マナしか生み出すことができませんが、クリーチャーが4体以上並んでいると緑マナが2つ出るようになります。
クリーチャー4体と聞くと条件が難しそうに思えますが、《世界を揺るがす者、ニッサ》が出ていると土地がどんどんクリーチャーになっていくため、簡単に条件を達成できます。
3マナ域のクリーチャー
3マナ域のクリーチャーには《拘留代理人》を採用しています。
《翡翠光のレインジャー》や《発現する浅瀬》とも迷いましたが、現在メタの中心にいるスケープシフトデッキを考慮して、このようにしました。
特に《発現する浅瀬》は回り始めるとめちゃくちゃ気持ちいい=「成功体験が強烈」なうえ、《枝葉族のドルイド》とのシナジーもあるので大変迷いました。
未だに入れるか迷うときもあるのですが、もう1つのトップメタであるオルゾフ吸血鬼戦ではモッサリしすぎる感があるので、今のところは保留としています。
4マナ域、Xコストのクリーチャー
続いて4マナ域のクリーチャーとXコストのクリーチャーについて。
4マナ域以上のクリーチャーは、デッキごとに採用カードはまちまちですが、僕のデッキでは4マナ域のクリーチャーに《エリマキ神秘家》と《豊潤の声、シャライ》を採用しています。
どちらもアグロデッキよりはコントロールなどの遅いデッキが相手の時に活躍してくれます。
続いてXコストのクリーチャーには2種類のハイドラを採用しています。
《大食のハイドラ》はバントカラーでは貴重な除去としても機能します。
ミラーマッチでは、相手のマナクリーチャーを食べてマナ・アドバンテージでの優位を取れる他、アグロ戦でも相手の脅威を処理しつつ、そこそこのサイズのブロッカーとしても活躍してくれます。
《ハイドロイド混成体》は定番ですね。
順応後の《培養ドルイド》や《世界を揺るがす者、ニッサ》から出すと莫大なアドバンテージを稼ぎ出してくれます。
その他
プレインズウォーカーの枠はどのデッキもほぼ固定で、《時を解す者、テフェリー》と《世界を揺るがす者、ニッサ》をフル投入するのが一般的です。
バントランプにいくつかあるフリースロット(自由枠)はデッキによって色々なカードが採用されていますが、僕は《集団強制》と《不和のトロスターニ》を入れてみてます。
《集団強制》は一発逆転が魅力ですね。
《不和のトロスターニ》は入れてはみたものの、あまり感触がよくないうえに《集団強制》とディスシナジーがあるので、《狼の友、トルシミール》に変えてみようかなと思っています。
サイドボード
サイドボードには定番のカウンターや追加の《拘留代理人》のほか、3種の色対策カードを採用しています。
《夏の帳》は緑系のデッキではほぼマストで採用されてますね。
《敬虔な命令》は早いデッキに対しての除去枠として採用しています。
《不可解な終焉》と迷ったのですが、終焉が割られたりバウンスされた際に出てくる3/3がバントカラーだと結構処理に困りそうだということと、《炎の侍祭、チャンドラ》や《傲慢な血王、ソリン》にも触れるということで《敬虔な命令》を優先しました。
《霊気の疾風》は主にジャンド恐竜やティムールエレメンタル戦でサイドインします。
スタック上にあるときは《変容するケラトプス》にも触れるのが大きいですね。
便利な呪文ではありますが、除去や打ち消しというよりは時間稼ぎとして使うことになるため、脅威の着地を先延ばしにしている間にしっかりと盤面を作ることを意識しています。
今週の戦績
デッキの説明が長くなりましたが、戦績の方も見ていきましょう。
・ゲーム数:26戦
・勝率:69.2%
8月1週目はあまり時間が取れず、26戦分のデータになります。
勝率は約70%と割といい数字になっています。
しかし内訳を見ていくと、実はダイヤ帯では12戦5勝7敗と負け越しています。。。
毎月思いますが、ダイヤ帯の人たち強すぎです笑
今週のマッチングとメタ分布
今週のマッチングを見ていきましょう。
26戦分のデータなので若干信憑性が危ういですが、やはりスケープシフトとオルゾフ吸血鬼が2トップですね。
「その他のデッキ」には、ラクドスアグロや青単アーティファクトなどがありました。
続いてアーキタイプごとの戦績です。
スケープシフトデッキは五分五分ですが、最近出てきた5色スケープシフトに対しては明確に不利な印象です。
不利というか、あちらの動きに対してこちらが対応できていないという感じですね。《不屈の巡礼者、ゴロス》がシンプルにデカい上に色対策カードも効かないため、別のアプローチを考える必要がありそうです。
オルゾフ吸血鬼に対しては2勝1敗で勝ち越しています。
相手の序盤の攻めをいかに凌ぐかがキーになりますので、キープ基準が非常に厳しくなる相手です。
ティムールエレメンタルは火力呪文でこちらのマナクリーチャーに干渉してくるのがちょっとつらいですね。
また、こちら側としては相手のアドバンテージ源である《発現する浅瀬》を《大食のハイドラ》で確実に除去することが求められます。
エレメンタルデッキは自分も使っていますが、そんなに6-4でエレメンタルが有利くらいの相性だと思うので、もう少し練習して勝率を上げていきたいところです。
ということで8月1週目のランクマッチ奮闘記でした。
気づけば今月も半分が過ぎようとしているので、今週はもうちょっと走ってみようと思います。
では!(*’ω’*)
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