おっすおっす。
かーむです。
今週はいよいよヒストリックの2大イベント、「ミシックインビテーショナル2020」と「ゼンディカーの夜明けウィークエンド予選」が行われます。
インビはプロたちが参戦するデッキリスト公開制の大会ですが、一方でウィークエンド予選は6~8月でミシック1200位以内に入ったプレイヤーたちで行われるデッキ非公開制の大会になります。
デッキリスト公開/非公開の違いから、それぞれメタゲームは変わってくると思いますが、ウィークエンド予選開始前にミシックインビテーショナルのデッキリストが公開されるはずなので、ウィークエンド予選のメタゲームにも大いに影響してきそうですね。
一方海外では先週末にMTG Arena Zoneヒストリックオープンの第16回目が行われましたので、今回はその結果をまとめてみました。
ゼンディカーの夜明けウィークエンド予選の出る方は、直前では最後の大規模大会になると思うので、参考になればと思います。
ソース:MTG Arena Zoneヒストリックオープンイベントページ
MTG Arena Zone ヒストリック オープンのメタゲーム
本大会のデッキ数トップはスゥルタイミッドレンジ。
様々なデッキが跋扈する現在のヒストリック環境において、どのデッキに対しても回答を用意できる点が魅力。
Twitterでも、ミシックインビテーショナルでもスゥルタイミッドレンジを選択したプロプレイヤーのツイートを見かけますね。
2番手はジャンドサクリファイス。
《波乱の悪魔》を擁し、小粒クリーチャーの処理能力は環境随一。
そのため、ゴブリンデッキに対して有利とされています。
アーキタイプ別勝率でもトップ。6割弱の高い勝率を叩き出しています。
黒単王神やラクドスアルカニストなど、ヒストリックでは墓地を利用するデッキも多いため、墓地対策も多くサイドボードに積まれています。
ジャンド側も「対策の対策」として置物除去を用意するほか、《フェイに呪われた王、コルヴォルド》などの墓地に頼らない勝ち手段を潜ませるなどの進化が見られます。
トッププレイヤーのLSVも、今回のミシックインビテーショナルはジャンドサクリファイスで参加するようです。
Back on my bs again for the #MythicInvitational – what can I say, I greatly enjoy casting Collected Company. pic.twitter.com/G5wg3BFZ4F
— Luis Scott-Vargas (@lsv) September 7, 2020
3番手、4番手は赤単ゴブリンと赤単バーン。
ミッドレンジやコントロールも台頭する中でも、常に高速デッキのゴブリンとバーンが結果を出し続けています。
デッキ多すぎてサイドボードの枠足りないので僕だけ30枚にさせてください。
ミシックインビテーショナルでは使用デッキにゴブリンを選んだプロプレイヤーも多いようですね。
やはり《上流階級のゴブリン、マクサス》からの突然死を狙えるというのは、押し付け環境のヒストリックでは大きな魅力です。
Registered Gobbos for the #MythicInvitational. Excited to start battling on Thursday!
But first, I'm playing the same 75 in a @StarCityGames Championship Qualifier starting in just a few minutes that I will be streaming over on my twitch channel;https://t.co/iZXIDybSH7 pic.twitter.com/tKrBZHxgjz
— Autumn Burchett (@AutumnLilyMTG) September 7, 2020
TOP8デッキ
さて、それではTOP8の顔ぶれを見てみましょう。
大会結果は以下の通り。
順位 | デッキ |
優勝 | グルールカンパニー |
2位 | スゥルタイミッドレンジ |
3位 | アゾリウスコントロール |
4位 | ジャンドサクリファイス |
5位 | アゾリウスオーラ |
6位 | ジャンドサクリファイス |
7位 | 緑単ランプ |
8位 | ラクドスアルカニスト |
優勝デッキはグルールカンパニー。
これまであまり多くは見かけなかったアーキタイプですが、今大会ではコントロールデッキをボッコボコにして優勝の座に輝きました。
勝率トップだったジャンドサクリファイスは2人が入賞。
他はスゥルタイミッドレンジ、アゾリウスコントロール、アゾリウスオーラ、緑単ランプ、ラクドスアルカニスが1つづつということで、色もデッキタイプもバラバラなデッキたちがアーキタイプが入賞しています。
スタンダードとは違い、まだまだ群雄割拠のメタゲームは続きそうです。
優勝:グルールカンパニー
続いて各デッキを細かく見ていきましょう。
本大会の優勝デッキは、少し軽めのグルールアグロに、カードアドバンテージとテンポアドバンテージを一気に稼ぎだす《集合した中隊》を4枚採用したグルールカンパニー。
本大会ではエスパーコントロール、バントコントロール、ティムールコントロール、アゾリウスコントロール、スゥルタイミッドレンジなど多くのコントロール系のデッキを降し、無敗の9-0-1での優勝となりました。
自分でも20マッチほど回してみましたが、攻撃力が非常に高く、ブン回りの威力もあり、良い感触でした。
サイドボードには青単テンポにぶっ刺さる《アロサウルス飼い》や、《集合した中隊》からめくれる置物除去である《再利用の賢者》、ゴブリンデッキに対してのダメージ源となる《暴れ回るフェロキドン》などが配備され、色の割に器用な印象です。
しかしこの手のデッキの常ですが、マナスクやマナフラに弱く、ブレの大きいデッキという側面もありました。
また、《集合した中隊》を採用しているがゆえに4マナ以上のクリーチャーや非クリーチャーをサイドインしづらく(そもそも採用しにくい)、デッキ全体として構成に制限がかかってしまうのも少し気になりました。
本大会ではマッチングしなかったようですが、トップメタであるゴブリンに対しての相性が気になるところ。
僕がプレイしてみた実感としては、優位にダメージレースを進めていても《上流階級のゴブリン、マクサス》1枚で捲られる展開がそこそこあり、早々に《暴れ回るフェロキドン》を置いてダメージレースをしかけていかないとちょっと厳しいかなと思います。
相手は《上流階級のゴブリン、マクサス》をほぼ確実に場に出してきますが、こちらは必ず《暴れ回るフェロキドン》を場に出せるとは限らないので、体感では微不利~不利。
逆に《暴れ回るフェロキドン》さえ場にいてくれれば、《群衆の親分、クレンコ》の能力起動にもだいぶ圧をかけられるので、ゴブリン戦では1つのキープ基準と思って良さそうです。
しかしコントロールデッキに対しては明確に有利という感触でした。
序盤に少し展開して、あとは《集合した中隊》か速攻クリーチャーを構えていれば比較的容易に毎ターンクロックを刻んでいくことができます。
《墓掘りの檻》をサイドインされたとしても、複数枚引いてしまうと逆に除去が足りずに普通に展開したクリーチャーを除去できないリスクを押し付けられるので悪くなかったです。
コントロールが台頭してくるようであれば、選択肢のトップに入りそうなポテンシャルは感じました。
《インポートリスト》
デッキ
2 地揺すりのケンラ (AKR) 152
4 恋煩いの野獣 (ELD) 165
4 義賊 (ELD) 138
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
5 山 (ANB) 114
8 森 (ANB) 112
4 ラノワールのエルフ (DAR) 168
2 生皮収集家 (GRN) 141
4 漁る軟泥 (M21) 204
2 原初の力 (M21) 197
1 不屈の神ロナス (AKR) 213
4 集合した中隊 (AKR) 186
1 隠れた茂み (AKR) 330
4 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 根縛りの岩山 (XLN) 256
1 運命の神、クローティス (THB) 220
4 グルールの呪文砕き (RNA) 179
2 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
サイドボード
2 死の国の火 (THB) 162
2 暴れ回るフェロキドン (XLN) 154
1 魂焦がし (M21) 160
3 アロサウルス飼い (JMP) 28
2 削剥 (AKR) 136
4 ガラクの先触れ (M21) 185
1 再利用の賢者 (M19) 196
2位:スゥルタイミッドレンジ
準優勝はスゥルタイミッドレンジ。
採用カードにかなりバラつきのあるイメージの強いデッキでしたが、少しずつリストが洗練されているように感じます。
↓↓↓の表は今大会上位5つのスゥルタイミッドレンジの採用カードのまとめ。
クリーチャーに関しては《自然の怒りのタイタン、ウーロ》4枚、《ハイドロイド混成体》2枚が定番になってるみたいですね。
また、スタンダードとは違い、《世界を揺るがす者、ニッサ》はしっかりフル投入されることが多く、あまり悠長には構えずにさっさとゲームを決める意識が感じられます。
《精霊龍、ウギン》を1枚挿すのもほぼ固定枠っぽいです。
除去に関しては、高速アグロにしっかり回答するために2マナ域にインスタントの軽量除去が多く採用される傾向が見られます。
大体合計で4~6枚ですね。
準優勝デッキでは0枚ですが、多くのデッキではカウンター呪文に《否定の契約》が2~3枚採用されています。
次ターンのマナも《世界を揺るがす者、ニッサ》さえ着地していれば容易に支払えることもあり、《世界を揺るがす者、ニッサ》を通すためにも守るためにも非常に有用です。
マナ加速に関しては当初は《成長のらせん》と《探検》の併用が多かった印象ですが、今は《成長のらせん》のみに絞られています。
あまりオーバーに土地は伸ばさず、その枠を除去と《世界を揺るがす者、ニッサ》に振ったことで、マナフラが少なくなってバランスが取れた感じですね。
《インポートリスト》
デッキ
2 大渦の脈動 (ARB) 92
1 アズカンタの探索 (XLN) 74
4 水没した地下墓地 (XLN) 253
4 草むした墓 (GRN) 253
4 成長のらせん (RNA) 178
2 ハイドロイド混成体 (RNA) 183
4 繁殖池 (RNA) 246
4 世界を揺るがす者、ニッサ (WAR) 169
1 寓話の小道 (M21) 246
3 寓話の小道 (ELD) 244
4 自然の怒りのタイタン、ウーロ (THB) 229
3 絶滅の契機 (IKO) 88
3 無情な行動 (IKO) 91
4 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
2 精霊龍、ウギン (M21) 1
3 取り除き (M21) 97
4 思考囲い (AKR) 127
1 異臭の池 (AKR) 293
3 森 (ANB) 112
2 島 (ANB) 113
2 沼 (ANB) 116
サイドボード
4 否認 (M20) 69
2 肉儀場の叫び (RNA) 70
3 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
1 魔女の復讐 (ELD) 111
2 長老ガーガロス (M21) 179
1 漁る軟泥 (M21) 204
2 無垢の血 (JMP) 244
3位:アゾリウスコントロール
3位は正統派のアゾリウスコントロール。
カウンターが多めに採用されており、万能除去の《排斥》、アドバンテージ源の《ドミナリアの英雄、テフェリー》と《スフィンクスの啓示》があり、スゥルタイとは別の意味で何のデッキとも戦えます。
アゾリウスコントロールはゲームを決めるまでが非常に遅く、その間にまくられ得るのが欠点でしたが、《サメ台風》を獲得したことでだいぶ補われています。
ゲーム終盤に大きなサメトークンを出して、カウンターで守りながら2~3回ド突けば速やかにゲームを終わらせてくれます。
また、最強の墓地対策である《安らかな眠り》を自身の被害なく採用できるのも強みですね。
《インポートリスト》
相棒
1 孤児護り、カヒーラ (IKO) 224
デッキ
4 吸収 (RNA) 151
4 排斥 (AKR) 9
3 アーデンベイル城 (ELD) 238
2 ヴァントレス城 (ELD) 242
1 軽蔑的な一撃 (GRN) 37
3 本質の散乱 (AKR) 60
4 氷河の城砦 (XLN) 255
4 神聖なる泉 (RNA) 251
4 灌漑農地 (AKR) 304
6 島 (ANB) 113
1 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
1 中和 (IKO) 59
4 平地 (ANB) 115
2 封じ込め (DAR) 31
2 アズカンタの探索 (XLN) 74
1 残骸の漂着 (XLN) 34
4 サメ台風 (IKO) 67
2 スフィンクスの啓示 (AKR) 262
1 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) GR6
3 ドミナリアの英雄、テフェリー (DAR) 207
4 神の怒り (AKR) 46
サイドボード
2 不可解な終焉 (RIX) 1
1 軽蔑的な一撃 (GRN) 37
3 ドビンの拒否権 (WAR) 193
1 孤児護り、カヒーラ (IKO) 224
2 神秘の論争 (ELD) 58
1 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
2 安らかなる眠り (AKR) 33
2 機を見た援軍 (M12) 40
1 墓掘りの檻 (M20) 227
4位:ジャンドサクリファイス
続いてジャンドサクリファイス。
この強みはなんといっても《波乱の悪魔》による小粒クリーチャーの殲滅力。
ゴブリンデッキのクリーチャーをことごとく潰していきます。
非クリーチャーデッキに対しても、スタンダードでは禁止となった「猫かまどエンジン」が回避困難なダメージ源となり、《血の芸術家》がそのダメージを加速させます。
さらに猫かまどエンジンのループに《真夜中の死神》が加われば、猫を生贄にするたびにカードアドバンテージももたらしてくれます。
そして多少の運は絡みますが、それらのクリーチャーを一気に展開できる《集合した中隊》が、コンボの成立をサポートする構造になっており、デッキ内の様々なカードがシナジーを形成しています。
一方で墓地対策に弱く、特に《墓掘りの檻》は《集合した中隊》も止められてしまうため、致命的に刺さってしまいます。
こちらのデッキではそういった置物を割る《再利用の賢者》や《大渦の脈動》以外にも、サイドボードにオリカドラゴンこと《フェイに呪われた王、コルヴォルド》を採用し、墓地や《集合した中隊》に依存しない勝利手段も用意されています。
《インポートリスト》
相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
4 血の芸術家 (JMP) 206
4 血の墓所 (RNA) 245
1 ロークスワイン城 (ELD) 241
4 大釜の使い魔 (ELD) 81
4 初子さらい (ELD) 118
4 集合した中隊 (AKR) 186
4 竜髑髏の山頂 (XLN) 252
4 戦慄衆の解体者 (WAR) 194
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
3 真夜中の死神 (GRN) 77
4 草むした墓 (GRN) 253
1 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 忘れられた神々の僧侶 (RNA) 83
4 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
1 沼 (ANB) 116
4 魔女のかまど (ELD) 237
1 悲哀の徘徊者 (JMP) 123
3 悲哀の徘徊者 (THB) 123
2 森林の墓地 (DAR) 248
サイドボード
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
4 虚空の力線 (M20) 107
4 思考囲い (AKR) 127
1 ゴルガリの女王、ヴラスカ (GRN) GR8
1 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
2 再利用の賢者 (M19) 196
2 大渦の脈動 (ARB) 92
5位:アゾリウスオーラ
5位はアゾリウスオーラ。
最近ちょっと元気がなかった気がしますが、スイスラウンドではジャンドサクリファイス2つを破り、上位入賞を果たしました。
(《初子さらい》がめちゃくちゃキツいはずなんですが、よく勝ったな…)
ライフゲインしながらのブン回りパターンがあり、赤単バーンやゴブリンといった高速デッキに対して高い耐性があります。
また、除去をプロテクションや破壊不能付与で弾くカードも多く採用されており、コントロールに対しても強く出られます。
最大値が非常に高いデッキですが、裏を返すと引きムラにかなり左右されるデッキでもあります。
オーラデッキの宿命ですが、マナフラにもマナスクにも弱く、クリーチャーとオーラと土地をいい配分で引く必要があります。
相手をしてると
「クリーチャーにオーラ張って殴ってるだけじゃねぇか!!」
と思ってしまいますが、実際に使用するとクリーチャーにどこまでオーラを張るかの判断や、キーカードの《コーの精霊の踊り手》を出すタイミングなどはかなりプレイングが難しく、しっかり使いこなすにはそれなりに修練が必要だと感じました。
《インポートリスト》
相棒
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
デッキ
2 アダントの先兵 (XLN) 1
2 霊気トンネル (M19) 43
4 きらきらするすべて (ELD) 2
3 命の恵みのアルセイド (THB) 1
4 秘儀での飛行 (DAR) 43
4 執着的探訪 (JMP) 148
4 氷河の城砦 (XLN) 255
4 神聖なる泉 (RNA) 251
8 平地 (ANB) 115
1 ケイラメトラの恩恵 (THB) 26
4 コーの精霊の踊り手 (JMP) 116
2 羽ばたき飛行機械 (M10) 216
4 島 (ANB) 113
4 無私の救助犬 (M21) 36
2 歩哨の目 (THB) 36
4 圧倒的洞察 (THB) 228
2 啓蒙の神殿 (THB) 246
2 結束のカルトーシュ (AKR) 8
サイドボード
1 厚かましい借り手 (ELD) 39
3 不可解な終焉 (RIX) 1
4 呪文貫き (XLN) 81
3 墓掘りの檻 (M20) 227
3 静寂をもたらすもの (ELD) 18
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
6位:ジャンドサクリファイス
6位のリストは4位のものとメインデッキは60枚まったく同じですね。
サイドボードには若干の違いがあり、墓地対策が少し薄めで、《害悪な掌握》や《無情な行動》、《削剥》などの追加の除去が多めに採用されています。
《削剥》はアーティファクトと軽量クリーチャーを同時に見れるのが本当に偉いですね。
色んなデッキを想定する必要があるヒストリックでは非常に重宝します。
《インポートリスト》
相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
1 ロークスワイン城 (ELD) 241
2 森林の墓地 (DAR) 248
4 血の墓所 (RNA) 245
1 沼 (ANB) 116
4 竜髑髏の山頂 (XLN) 252
4 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
1 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 草むした墓 (GRN) 253
4 大釜の使い魔 (ELD) 81
4 魔女のかまど (ELD) 237
4 初子さらい (ELD) 118
4 血の芸術家 (JMP) 206
4 戦慄衆の解体者 (WAR) 194
4 忘れられた神々の僧侶 (RNA) 83
1 悲哀の徘徊者 (JMP) 123
3 悲哀の徘徊者 (THB) 123
3 真夜中の死神 (GRN) 77
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
4 集合した中隊 (AKR) 186
サイドボード
4 思考囲い (AKR) 127
1 大渦の脈動 (ARB) 92
1 ひっかき爪 (RNA) 238
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
2 削剥 (AKR) 136
1 ゴルガリの女王、ヴラスカ (GRN) GR8
1 ゴルガリの女王、ヴラスカ (GRN) 213
2 無情な行動 (IKO) 91
2 害悪な掌握 (M20) 110
7位:緑単ランプ
7位は緑単ランプ。
マナクリーチャー、マナファクト、土地追加などによる爆発的なマナ加速から重量級プレインズウォーカーや《絶え間ない飢餓、ウラモグ》といったフィニッシャーを連打します。
採用されているプレインズウォーカーの中でも特筆すべきは《大いなる創造者、カーン》。
状況に合わせてサイドボードから各種アーティファクトをサーチします。
サイドボードには万能除去の《隕石ゴーレム》、起動型能力を封じる《魔術遠眼鏡》、全てのクリーチャーをフィニッシャーに変貌させる《アクローマの記念碑》など、優秀なアーティファクトが並びます。
大型アーティファクトは《大いなる創造者、カーン》の能力で巨大なクリーチャーになることも。
サイドボードがアーティファクトで埋め尽くされているために汎用的な緑のカードを入れるスペースを圧迫してしまう制限はあるもの、色事故リスクのない単色デッキながらも高い対応力があるのが魅力です。
《インポートリスト》
デッキ
1 オラーズカの拱門 (RIX) 185
2 茨の騎兵 (M20) 167
2 樹上の草食獣 (WAR) 149
4 精神石 (WTH) 153
3 耕作 (M21) 177
3 ラノワールの幻想家 (M21) 193
4 真面目な身代わり (M21) 239
4 大いなる創造者、カーン (WAR) 1
4 世界を揺るがす者、ニッサ (WAR) 169
3 人知を超えるもの、ウギン (WAR) 2
2 精霊龍、ウギン (M21) 1
2 絶え間ない飢餓、ウラモグ (BFZ) 15
1 廃墟の地 (THB) 242
1 カーンの拠点 (WAR) 248
1 爆発域 (WAR) 244
4 ラノワールのエルフ (DAR) 168
19 森 (ANB) 112
サイドボード
1 トーモッドの墓所 (M21) 241
1 墓掘りの檻 (M20) 227
1 影槍 (THB) 236
1 グレートヘンジ (ELD) 161
2 魔術遠眼鏡 (ELD) 233
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
1 王神の立像 (WAR) 238
2 隕石ゴーレム (M20) 232
1 漸増爆弾 (SOM) 196
1 アクローマの記念碑 (M13) 200
1 白金の天使 (M10) 218
2 再利用の賢者 (M19) 196
8位:ラクドスアルカニスト
最後は安定して結果を出し続けるラクドスアルカニスト。
使いこなすのが非常に難しいテクニカルなデッキですが、前回のMTG Arena Zoneヒストリックオープン#15でもTOP8に3名を輩出していました。
墓地対策が標準装備となった現環境では、墓地に頼らないダメージ源として《若き紅蓮術士》を採用する型が現在は多数派となっているようです。
サイドボードにもその意識が高く出ており、墓地対策をされても価値を失わない《群れネズミ》を3枚と多めに採用。
全除去のないデッキがこれを打ち漏らすと一瞬でゲームが終わります。
黒単王神も《ファイレクシアの抹消者》を採用したタイプが増えており、墓地利用デッキは墓地対策を防ぐのではなく「対策されても勝てる手段」を用意するのはほぼ必須と言えます。
逆に、墓地対策をする側はさらにそれを見越したサイドボーディングを考える必要があり、サイドボードの構成とサイドボーディングの勝率への影響度はかなり大きくなっています。
《インポートリスト》
相棒
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
デッキ
4 縫い師への供給者 (M19) 121
4 村の儀式 (M21) 126
3 初子さらい (ELD) 118
4 若き紅蓮術士 (JMP) 372
4 死の飢えのタイタン、クロクサ (THB) 221
4 思考囲い (AKR) 127
4 竜髑髏の山頂 (XLN) 252
4 血の墓所 (RNA) 245
2 ロークスワイン城 (ELD) 241
5 沼 (ANB) 116
5 山 (ANB) 114
4 戦慄衆の秘儀術師 (WAR) 125
2 巻き添え被害 (JMP) 305
1 灯の収穫 (WAR) 105
1 寓話の小道 (M21) 246
1 寓話の小道 (ELD) 244
2 魔性 (RNA) 157
2 塵へのしがみつき (THB) 87
1 魔王の器 (M21) 88
3 立身 /// 出世 (AKR) 229
サイドボード
2 削剥 (AKR) 136
2 アングラスの暴力 (WAR) 185
3 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
3 強迫 (M21) 96
1 魂標ランタン (THB) 237
3 群れネズミ (RTR) 73
ということで、MTG Arena Zoneヒストリックオープンの結果でした!
いやー、もう少しメタが固まるかと思いましたが全然板デッキが出てくる気配がないですね。
週末のデッキどうしよう…
ウィークエンド予選まであと数日しかありませんが、できる限りあがいてみようと思います!
では!!
《更新情報やMTG関連の話題をつぶやいてます》