おっすおっす。
かーむです。
このところ大会記事を書いてましたが、今回は久しぶりのランクマッチ奮闘記。
最近僕がランクマッチで使用しているデッキと、ランクマッチでの戦績を紹介したいと思います。
使用デッキ:バントアドベンチャー
今回紹介するのはバントアドベンチャー!
実は「バントで組もう!」と思ってバントカラーになったわけではなくて、最初はティムールアドベンチャーでした。
ティムールアドベンチャーを調整していて、《獲物貫き、オボシュ》ない方が強くね?と思って偶数の強いカードないかなーと思ってカードリストを眺めていたらあるカードが目に留まりました。
結果↓
ティムールタイムワープからオボシュなくして偶数のカード入れようかな
→偶数のカードいいのないかな~
→スカルド強いな
→色がな…
→せや!!4色にしたれ!!!ということで4色アドベンチャーが爆誕しました。
ネタ感ありますが使ってて楽しいのと割と勝ててしまってるので調整続けてみます pic.twitter.com/LnjdDb1VmP— かーむ@MTGアリーナブログ (@calm_blog) March 6, 2021
というわけでティムールアドベンチャーに白を足したアドベンチャーデッキが爆誕しました。
見た目はバグってますが思ったより回るので調整を続けます。
こそこそ調整していた4Cアドベンチャーの現状。
4~5マナ域が定まらず。 https://t.co/HfXG34vlvy pic.twitter.com/mNpTIBSy6i— かーむ@MTGアリーナブログ (@calm_blog) March 12, 2021
そして途中で気づきました。
これ…赤いる?
という過程を経て生まれたのがバントアドベンチャー。
その後少し調整を施し、ミシックで#159まで到達できました。
ただいま。
アリーナ復帰したのでとりあえずミシックに。4Cアドベンチャーは結局スカルド抜けてたし、メインは赤成分が巨人しかなかったのでそこを叩き伏せで補えるんじゃねということでバントに移行。
今月は1200位以内に入れるといいなぁ。 https://t.co/rIzyHdf9fh pic.twitter.com/pltyF83xPh
— かーむ@MTGアリーナブログ (@calm_blog) March 15, 2021
むほほ pic.twitter.com/HG5riSJVC2
— かーむ@MTGアリーナブログ (@calm_blog) March 17, 2021
デッキリスト
デッキ誕生の経緯はここまでにして、肝心のデッキリストを見てみましょう。
ナヤクラリオンのアドベンチャー部分に青のカウンターを足したような形ですね。
青部分はメインとサイドのカウンターと、《心を一つに》。
このデッキだと《心を一つに》は意外と1マナで打てる機会が多く、手札に次の弾を運んで来てくれます。
メインのカウンターは《軽蔑的な一撃》を採用。
《否認》と悩みましたが、《出現の根本原理》、《黄金架のドラゴン》、《天頂の閃光》を1枚でにらめるということでメインに据えました。
あとは赤を抜き《砕骨の巨人》が使えなくなり2マナ除去呪文を失ってしまったので、土地としても使える《カビーラの叩き伏せ》を採用。
クリーチャーが結構並ぶデッキなので、序盤はあまり役に立ちませんが中盤以降はほぼ確定除去のように使えることもあります。
このデッキは序盤から動ければだいたいキープできる部類ですが、《ヤスペラの歩哨》が初手にあったらブンルートを確認しましょう。
下記のブン回り2種は体感3~4ゲームに1回くらいチャンスが来るので覚えておくと良いです。
■ブンルート①
1T《ヤスペラの歩哨》
2T《クラリオンのスピリット》+何かしらの1マナクリーチャー
3Tに《秘密を知るもの、トスキ》か《恋煩いの野獣》を置けると最高です。
■ブンルート②
1T《ヤスペラの歩哨》
2T 何かしらの1マナクリーチャー+《エッジウォールの亭主》⇒《心を一つに》
ブンルート①が決まると2ターン目にこんな感じの盤面になります。
《インポートリスト》
デッキ
2 フェアリーの導母 (ELD) 11
3 寓話の小道 (ELD) 244
4 樹皮路の小道 (KHM) 251
3 厚かましい借り手 (ELD) 39
4 恋煩いの野獣 (ELD) 165
2 豊潤の神殿 (THB) 248
4 エッジウォールの亭主 (ELD) 151
2 平地 (UST) 212
3 巨人落とし (ELD) 14
4 連門の小道 (KHM) 260
1 島 (UST) 213
4 枝重なる小道 (ZNR) 258
3 森 (UST) 216
4 ヤスペラの歩哨 (KHM) 178
4 クラリオンのスピリット (KHM) 6
3 秘密を知るもの、トスキ (KHM) 197
2 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
3 心を一つに (IKO) 60
3 カビーラの叩き伏せ (ZNR) 19
2 フェリダーの撤退 (ZNR) 16
サイドボード
1 魂標ランタン (THB) 237
1 唱え損ね (M21) 57
1 影槍 (THB) 236
1 巻き添え (M21) 201
2 否認 (ZNR) 71
2 ドラニスの判事 (IKO) 11
4 ガラスの棺 (ELD) 15
1 フェリダーの撤退 (ZNR) 16
2 水晶壊し (IKO) 155
ざっくりサイドボードガイド
「ちょっとコピーして使ってみようかな」という方向けにざっくりサイドボーディングを紹介します。
相手のリスト次第で変わる部分もありますが、参考になればと思います。
対スゥルタイ根本原理
【対スゥルタイ根本原理】
■OUT
-2《巨人落とし》
-1《カビーラの叩き伏せ》
■IN
2《否認》
1《唱え損ね》
このゲームはとにかく《出現の根本原理》を止めることです。
《エッジウォールの亭主》、《クラリオンのスピリット》や《秘密を知るもの、トスキ》あたりがいれば盤面の再構築は可能なので全体除去はマストカウンターではない場合もあります。
とは言え《出現の根本原理》の枚数よりこちらのカウンターの枚数の方が少ないので、しっかり殴らないと勝てません。
対ティムールアドベンチャー
【対ティムールアドベンチャー】
■OUT
-2《フェアリーの導母》
-2《厚かましい借り手》
■IN
2《ドラニスの判事》
1《巻き添え》
1《否認》
《フェアリーの導母》は貴重な1マナクリーチャーなのですが、相手の《砕骨の巨人》の出来事を上手く使われる的になってしまうので抜きます。
《厚かましい借り手》は相手のクリーチャーに戻して嬉しいものが《獲物貫き、オボシュ》、《長老ガーガロス》くらいしかおらずどちらも《巨人落とし》で対応できるため抜きます。
盤面展開力はこちらが上回っているので、横に並べて《フェリダーの撤退》か《秘密を知るもの、トスキ》につなげて盤面勝負に持って生きます。
地上戦で圧勝していても《黄金架のドラゴン》から《アールンドの天啓》で一気に持っていかれることも十分あるので要警戒。
《ドラニスの判事》はいきなり出してもまぁまぁ場に残ることもありますが、相手の追放領域にカードがある状態で出してこそ真価を発揮します。相手のプランを崩しましょう。
対サイクリング
【対サイクリング】
■OUT
-2《フェアリーの導母》
-1《巨人落とし》
-2《軽蔑的な一撃》
■IN
1《否認》
1《魂標ランタン》
1《影槍》
2《ガラスの棺》
基本噛み合いゲーな印象。
相手には種類の違う脅威があり、それぞれに有効な回答を引けてなければ一瞬で負けてしまいますが、逆にこちらが速攻で展開してビートダウンする一方的な展開もあります。
《アイレンクラッグの紅蓮術師》が最も致命的で、トークンの生成源である《クラリオンのスピリット》も潰され、盤面にクリーチャーがいなければ《秘密を知るもの、トスキ》も役に立ちません。
対赤単アグロ
【対赤単アグロ】
■OUT
-2《フェアリーの導母》
-1《巨人落とし》
-1《秘密を知るもの、トスキ》
-2《軽蔑的な一撃》
-1《心を一つに》
■IN
2《水晶壊し》
4《ガラスの棺》
1《影槍》
《恋煩いの野獣》と《秘密を知るもの、トスキ》以外はこちらのクリーチャーは全て火力で処理されてしまうため、いかに盤面を構築するかが難しい相手。
相手の少し重めのパーマネントを《厚かましい借り手》でバウンスするなど、テンポを取って手数で攻めて《秘密を知るもの、トスキ》で引き増しして圧殺することを目指します。
《鍛冶で鍛えられしアナックス》と《朱地洞の族長、トーブラン》は出てきただけで負け目が生まれるので注意。
対白単アグロ
【対白単アグロ】
■OUT
-2《フェアリーの導母》
-1《巨人落とし》
-1《秘密を知るもの、トスキ》
-2《軽蔑的な一撃》
-1《心を一つに》
■IN
2《水晶壊し》
4《ガラスの棺》
1《フェリダーの撤退》
メインはほぼ《スカイクレイブの亡霊》があり、サイド後は《ガラスの棺》が追加されるものの除去祭りになることはないため、概ね盤面は作りやすい相手ですが、ガンガン殴ってくるのでブロックの判断が結構難しいです。
上手いタイミングで《水晶壊し》で変容できると勝ちがグッと近づきます。
戦績とマッチング
それでは最後に戦績を見てみましょう。
総合戦績
26戦してマッチ勝率は70%弱となかなか好調。
ラダーとは言え結構いい数字なんじゃないでしょうか。
僕はどのデッキ使ってもそうなんですが、サイド後後手の勝率が一番高くなりがちなんですよね。
コントロールでもミッドレンジでもアグロでもそうなるの本当に謎なんですよね。
アーキタイプごとの戦績
マッチングが最も多かったのは赤単アグロ。ラダーって感じですね。
サンプル数が少ないですが、勝率が一番悪いのはディミーアローグ。
勝率だけでなく、体感としてもかなりやりにくかったですね。
まず《遺跡ガニ》がめちゃくちゃ触りにくいうえに堅く、盤面が作れてもライフ詰める前にLOさせられてしまいます。
ちょっとローグは増えてもらいたくないですね。
というわけでバントアドベンチャーの紹介でした!
ドブンがあり、ある程度受けもできて使っててめちゃくちゃ楽しいので、よかったら使ってみてください!
質問などあればTwitterのリプやDMなどでお気軽にどうぞ~
では!!
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