おっすおっす、かーむです。
先週7月24-25日は、突如登場したナヤウィノータは日本選手権でTOP8の半分を占め、SCGでは優勝を飾るという大暴れを見せました。
グルールアドベンチャー、ティムールアドベンチャー、緑単も強化され、メタゲーム上での存在感を増していました。
世 は 大 緑 時 代 !!(ありったけぇの~♪)
……と思われましたが、7月31日-8月1日に行われたSCG Tour Onlineではまたもメタゲームに変化がありました。
今回は、この週末のSCGの結果をまとめてみました。
ソース:SCGイベントページ(MTG Melee)
8/1のSCG Tour Onlineチャンピオンシップ予選のメタゲーム
まずは本大会のメタゲームから。
1番手はやはりナヤウィノータ。
先週は日本選手権とSCGの両方で56%以上の勝率でしたが、今週は47%と5割を切っています。
対戦相手側にもしっかりと認識され、動きが把握されてきた部分もあるかもしれませんね。
2番手はなんとディミーアローグ。
カウンターと確定除去でナヤウィノータに有利と言われていますが、ウィノータ側も《アゴナスの雄牛》の採用で対応してきているようなので今後どう転ぶか。
3番手以降はグルールアドベンチャー、スゥルタイ根本原理、ティムールアドベンチャーが並びます。
後ほどTOP8デッキで紹介しますが、クリーチャーデッキが増えたことでコントロールデッキも少しずつ見かけるようになってきました。
7/31-8/1のSCG satelliteの上位デッキ
SCGでは、「Satellite」と呼ばれる予選大会が#1~#8までの8回開催されます。
各回スイスドロー6回戦で開催され、一定以上の成績でSCG本戦の権利や最大3回戦までの不戦勝を獲得することができます。
今週のSCG Satelliteの上位デッキの一覧がこちら。
ある程度数がいるデッキは色で区別してみました。
目を引くのはナヤウィノータの多さ。もう完全にトップメタと言えますね。
ウィノータに続くのはグルールアドベンチャーとティムールアドベンチャー。
メタは大きく緑に傾いている印象です。
スゥルタイコントロール、ディミーアコントロール、イゼットコントロールとコントロール系デッキが顔をのぞかせるようになってきました。
メタゲームがクリーチャーデッキ寄りになってきたことで、大量の除去と《軽蔑的な一撃》を搭載したクリーチャーメタの構成が肯定されつつあるように感じます。
TOP8デッキ
大会結果は以下の通り。
順位 | デッキ |
優勝 | 緑単アグロ |
2位 | ナヤウィノータ |
3位 | イゼットコントロール |
4位 | スゥルタイコントロール |
5位 | 白単アグロ |
6位 | ディミーアローグ |
7位 | グルールアドベンチャー |
8位 | スゥルタイ根本原理 |
今回のTOP8は8つのアーキタイプが1つずつ入賞という形となりましたが、優勝に輝いたのは緑単アグロ。
他はナヤウィノータ、グルールアドベンチャー、白単アグロ、スゥルタイ根本原理、ディミーアローグと見慣れた顔ぶれ。
コントロールとしてはスゥルタイコントロールとイゼットコントロールが入賞しています。
スゥルタイコントロールは以前にも存在していたデッキでしたが、イゼットコントロールは使用者オリジナルのデッキとなります。
また、今回は2位、3位、6位、8位は日本人のプレイヤーとなっています。
優勝:緑単アグロ
それでは個別のデッキを見ていきましょう。
優勝は緑単アグロ。
こちらのリストでは2マナ域を《レンジャー・クラス》と《群れ率いの人狼》で2-2の構成になっています。
《レンジャー・クラス》は強力なカードですが、先手では2ターン目設置3ターン目レベルアップとアグレッシブに動けますが、後手ではしばらく2マナ2/2としてしか機能しづらいので、先手後手でのカードの強さを考慮しての枚数でしょうか。
格闘除去は《吹雪の乱闘》、《原初の力》、《強行突破》を2枚ずつの採用。
緑単はデッキによって除去の選択はそれぞれですが、インスタントタイミングで《軍団のまとめ役、ウィノータ》に干渉でき、トランプル持ちなら本体火力にもなるということで《強行突破》を見かけることが増えてきた気がします。
また、ウィノータ対策としては《風化したルーン石》を採用。
ライブラリーからクリーチャーを場に出すことを禁止しますが、墓地からの呪文も唱えられなくなるということでジェスカイ変容にもサイドインできそうです。
《インポートリスト》
デッキ
4 カザンドゥのマンモス (ZNR) 189
4 水晶壊し (IKO) 155
2 漁る軟泥 (M21) 204
4 恋煩いの野獣 (ELD) 165
20 冠雪の森 (KHM) 285
4 群れのシャンブラー (ZNR) 207
2 グレートヘンジ (ELD) 161
2 原初の力 (M21) 197
4 石とぐろの海蛇 (ELD) 235
3 不詳の安息地 (KHM) 255
2 レンジャー・クラス (AFR) 202
3 探索する獣 (ELD) 171
2 吹雪の乱闘 (KHM) 162
2 群れ率いの人狼 (AFR) 211
2 強行突破 (IKO) 170
サイドボード
2 ガラクの先触れ (M21) 185
3 解き放たれた者、ガラク (M21) 183
2 蛇皮のヴェール (STA) 57
2 風化したルーン石 (KHM) 247
2 影槍 (THB) 236
1 強行突破 (IKO) 170
1 打ち壊すブロントドン (M21) 209
1 鎖巣網のアラクニル (THB) 167
1 怪物の代言者、ビビアン (IKO) 175
2位:ナヤウィノータ
準優勝は日本人のryuumei氏。
メインデッキは《ヤスペラの歩哨》と《厚顔の無法者、マグダ》を採用した形。
1ターン目に緑を出したいということで、ミシュラランドは緑の《ハイドラの巣》を3枚採用しています。
ディミーアローグはナヤウィノータへのアンチデッキという話はSNSでもよく流れてきますが、こちらのリストでは《運命の神、クローティス》が2枚に《アゴナスの雄牛》が3枚。
ディミーアローグはナヤウィノータのアンチデッキとして注目されているそうですが、氏のTwitterによると…
対ローグは予選・本選あわせて5-0なので、ローグでウィノータに勝てるというのは幻想です。
ローグ含む除去満載デッキにたくさん当たりましたが、戦車に加えて雄牛・レンジャークラス・クローティスで全て粉砕しました。— ryuumei (@ryuumei__) August 2, 2021
とのことです。無情。
7月28日-8月1日のアーキタイプごとの戦績表でもディミーアローグはナヤウィノータに負け越しています。
Standard AFR Week 4 – Winrate Matrix
2041 matches this week
Included events & sample list in the comments pic.twitter.com/hJcp6h02Tj— MTG Data (@mtg_data) August 2, 2021
《インポートリスト》
デッキ
2 水蓮のコブラ (ZNR) 193
4 裕福な亭主 (AFR) 200
2 レンジャー・クラス (AFR) 202
1 絡みつく花面晶体 (ZNR) 211
3 ハイドラの巣 (AFR) 259
2 刃の歴史家 (STX) 165
4 軍団のまとめ役、ウィノータ (IKO) 216
4 精鋭呪文縛り (STX) 17
2 帰還した王、ケンリス (ELD) 303
4 エシカの戦車 (KHM) 169
2 平地 (AFR) 265
2 山 (AFR) 277
1 森 (AFR) 281
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
4 針縁の小道 (ZNR) 263
4 枝重なる小道 (ZNR) 258
4 寓話の小道 (M21) 246
4 無私の救助犬 (M21) 36
3 ヤスペラの歩哨 (KHM) 178
2 敬愛されるレンジャー、ミンスク (AFR) 227
1 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
1 厚顔の無法者、マグダ (KHM) 142
サイドボード
3 バーニング・ハンズ (AFR) 135
1 アクロス戦争 (THB) 124
3 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
2 運命の神、クローティス (THB) 220
3 アゴナスの雄牛 (THB) 147
2 砕骨の巨人 (ELD) 115
1 レンジャー・クラス (AFR) 202
3位:イゼットコントロール
全国5,000万人のイゼット団員の皆様、お待たせしました。
3位はイゼットコントロール。
イゼットドラゴンの影が薄くなってからこのカラーリングのデッキはご無沙汰でしたが、天才デッキビルダーkushiroさんによる夏の新作はイゼットコントロール。
ちなみに氏のコメントによると
ウィノータ一強なのでウィノータを使いました。工夫した点はカウンターと除去をたくさん入れたこと、マナベースを見直して赤と青に二色にしたこと、ウィノータの代わりにキオーラをフィニッシャーに据えたことです。
— 久代//Kushiro (@kushiro_mtg) August 1, 2021
とのこと。
デッキの内容としては大量の火力除去とひとさじの打消し呪文、そして少量のフィニッシャーで構成された由緒正しいコントロールデッキです。
小粒クリーチャーを焼き払いつつ《エシカの戦車》や《軍団のまとめ役、ウィノータ》などには《軽蔑的な一撃》ということで、このラインナップはナヤウィノータでマッチングすると相当苦しめられそうですね。
バウンスがないということで、破壊不能の白単やサイズの緑単の方であれば多少マシでしょうか。
まだイゼットコントロールと戦ったことはありませんが、このマッチアップでは《レンジャー・クラス》がキーになりそうに思います。
フィニッシャーには《サメ台風》と《キオーラ、海神を打ち倒す》を、アドバンテージ源には《真夜中の時計》を採用。
《真夜中の時計》はマナ加速で行動回数を増やしつつ、時間が経てば手札を満タンにしてくれるコントロールにぴったりの1枚ですね。
メインデッキはクリーチャーメタですが、サイドボーディング後はしっかりコントロール戦もこなせる構成になっているようで、本戦ではディミーアヨーリオンにも勝利しています。
《インポートリスト》
デッキ
2 バーニング・ハンズ (AFR) 135
2 火の予言 (IKO) 116
3 燃えがら地獄 (ZNR) 136
3 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
3 真夜中の時計 (ELD) 54
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 ジュワー島の撹乱 (ZNR) 64
2 襲来の予測 (KHM) 76
3 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
1 サメ台風 (IKO) 67
1 ヴァラクートの覚醒 (ZNR) 174
3 棘平原の危険 (ZNR) 166
2 本質の散乱 (AKR) 60
2 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 表現の反復 (STX) 186
2 ストーム・ジャイアントの聖堂 (AFR) 257
4 天啓の神殿 (M21) 252
5 島 (AFR) 269
6 山 (AFR) 277
2 廃墟の地 (THB) 242
1 神秘の論争 (ELD) 58
サイドボード
1 バーニング・ハンズ (AFR) 135
2 火の予言 (IKO) 116
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 灰のフェニックス (THB) 148
2 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
3 サメ台風 (IKO) 67
1 嵐の怒り (THB) 157
1 神秘の論争 (ELD) 58
1 才能の試験 (STX) 59
4位:スゥルタイコントロール
4位はスゥルタイコントロール。
といっても緑は《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》と《古き神々への拘束》でしか使わず、ほとんどディミーアコントロールのような構成になっています。
実質2色デッキということで、ミシュラランドを破壊できる《廃墟の地》を2枚採用できるのは均等3色のスゥルタイコントロールでは取れない選択肢ですね。
メインから《悪意に満ちた者、ケアヴェク》を2枚採用し、《本質の散乱》、《無情な行動》、《パワー・ワード・キル》は4枚フル投入というメタっぷり。
準決勝でナヤウィノータとスゥルタイ根本原理に1度ずつ敗れたものの、それ以外は全勝というポテンシャルを感じる結果でした。
《インポートリスト》
相棒
1 空を放浪するもの、ヨーリオン (IKO) 232
デッキ
5 沼 (AFR) 273
3 島 (AFR) 269
2 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
2 ストーム・ジャイアントの聖堂 (AFR) 257
2 寓話の小道 (M21) 246
2 影の評決 (ZNR) 124
4 襲来の予測 (KHM) 76
2 廃墟の地 (THB) 242
4 海の神のお告げ (THB) 58
4 絶滅の契機 (IKO) 88
4 無情な行動 (IKO) 91
4 清水の小道 (ZNR) 260
4 樹皮路の小道 (KHM) 251
1 森 (AFR) 281
2 古き神々への拘束 (KHM) 206
3 欺瞞の神殿 (THB) 245
4 闇孔の小道 (KHM) 254
2 エレボスの介入 (THB) 94
2 鎖を解かれしもの、ポルクラノス (THB) 224
4 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
1 インダサのトライオーム (IKO) 248
2 悪意に満ちた者、ケアヴェク (M21) 106
3 メア湖の海蛇 (ELD) 195
4 本質の散乱 (AKR) 60
2 精神迷わせの秘本 (M21) 232
4 パワー・ワード・キル (AFR) 114
1 落第 (STX) 71
1 残忍な騎士 (ELD) 97
2 多元宇宙の警告 (KHM) 46
サイドボード
2 塵へのしがみつき (THB) 87
2 否認 (STA) 18
1 古き神々への拘束 (KHM) 206
1 鎖巣網のアラクニル (THB) 167
1 落第 (STX) 71
1 落第 (STX) 71
3 神秘の論争 (ELD) 58
1 空を放浪するもの、ヨーリオン (IKO) 232
2 才能の試験 (STX) 59
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
5位:白単アグロ
5位は白単アグロ。
こちらは《高貴なる行いの書》と《不詳の安息地》による無敵コンボ搭載型。
サイドボードにはダブルアルコン。
クリーチャーということで除去はされやすいですが、場に定着すると相手の動きをいやらしく阻害します。
《エメリアのアルコン》は1ターンに1つしか呪文を唱えられなくするということでアドベンチャー軸のデッキなどに有効で、《赦免のアルコン》はアタック時にマナを要求することで《軍団のまとめ役、ウィノータ》が着地したターンのアタックを制限するなどします。
《インポートリスト》
デッキ
4 命の恵みのアルセイド (THB) 1
4 不詳の安息地 (KHM) 255
4 巨人落とし (ELD) 14
4 無私の救助犬 (M21) 36
1 ドラニスの判事 (IKO) 11
4 光輝王の野心家 (ZNR) 24
4 歴戦の神聖刃 (M21) 34
4 精鋭呪文縛り (STX) 17
2 栄光の探索 (KHM) 27
4 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
2 高貴なる行いの書 (AFR) 4
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
19 冠雪の平地 (KHM) 277
1 軍団の天使 (ZNR) 23
1 影槍 (THB) 236
1 スカイクレイブの大鎚 (ZNR) 27
サイドボード
3 軍団の天使 (ZNR) 23
2 ポータブル・ホール (AFR) 33
2 ガラスの棺 (ELD) 15
1 ドラニスの判事 (IKO) 11
2 傑士の神、レーデイン (KHM) 21
1 悪斬の天使 (M21) 6
2 赦免のアルコン (ELD) 3
2 エメリアのアルコン (ZNR) 4
6位:ディミーアローグ
6位はディミーアローグ。
こちらのデッキの使用者はHareruya Hopes所属で第14期スタンダード神でもある江原選手。
ナヤウィノータを意識してか、メインから《軽蔑的な一撃》と《激しい恐怖》を2枚ずつ搭載。
《軍団のまとめ役、ウィノータ》も《エシカの戦車》も機能させないという気概を感じます。
さらにメインから《レイ・オヴ・エンフィーブルメント》まで採用する徹底ぶり。
あまり強化パーツを受け取っていないと思われがちなディミーアローグですが、『D&D:フォーゴトンレルム探訪』リリース後のディミーアローグの変化については、日本選手権で17位と上位入賞していたくろき選手のnoteで詳しく紹介されていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
note:『フォーゴトン・レルム探訪』は【ディミーアローグ】をどう変えたか?-くろき
《インポートリスト》
相棒
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
デッキ
4 物語への没入 (ELD) 50
1 レイ・オヴ・エンフィーブルメント (AFR) 116
4 マーフォークの風泥棒 (ZNR) 70
3 欺瞞の神殿 (THB) 245
2 アガディームの覚醒 (ZNR) 90
4 寓話の小道 (M21) 246
4 盗賊ギルドの処罰者 (M21) 125
4 湖での水難 (ELD) 188
4 沼 (AFR) 273
1 心を一つに (IKO) 60
4 清水の小道 (ZNR) 260
2 無情な行動 (IKO) 91
4 空飛ぶ思考盗み (ZNR) 236
5 島 (AFR) 269
2 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
4 遺跡ガニ (ZNR) 75
2 パワー・ワード・キル (AFR) 114
1 目玉の暴君の住処 (AFR) 258
2 激しい恐怖 (KHM) 82
2 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
1 ストーム・ジャイアントの聖堂 (AFR) 257
サイドボード
2 神秘の論争 (ELD) 58
1 才能の試験 (STX) 59
2 塵へのしがみつき (THB) 87
1 否認 (STA) 18
1 夢の巣のルールス (IKO) 226
3 スカイクレイブの影 (ZNR) 125
1 凪魔道士の威圧 (ZNR) 66
1 魂標ランタン (THB) 237
1 魂の粉砕 (ZNR) 127
1 レイ・オヴ・エンフィーブルメント (AFR) 116
1 死の重み (IKO) 83
7位:グルールアドベンチャー
7位はグルールアドベンチャー。
なんと《レンジャー・クラス》を採用せず、《裕福な亭主》と《アクロス戦争》を採用しています。
《ヤスペラの歩哨》と《厚顔の無法者、マグダ》と合わせて、3ターン目の4マナアクションを目指す形でしょうか。
《アクロス戦争》はメインサイド合わせて4枚フル投入されていますが、このデッキであれば第3章の誘発に合わせて《エシカの戦車》で搭乗させてタップすることで相手に返さずに処理することができます。
もう1つ特徴的なのが《軽蔑的な一撃》の採用。
基本的にはグルールカラーで構成されていますが、両面土地をフル活用することでタップイン3色ランドを入れずにカウンターを採用することに成功しています。
このアイデアは前環境でも度々見られましたが、《厚顔の無法者、マグダ》や《黄金架のドラゴン》に加えて《裕福な亭主》も加入されたことで、宝物トークンから唱える機会も多そうです。
《インポートリスト》
デッキ
4 樹皮路の小道 (KHM) 251
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
2 バグベアの居住地 (AFR) 254
4 エッジウォールの亭主 (ELD) 151
3 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
3 エシカの戦車 (KHM) 169
5 森 (AFR) 281
3 黄金架のドラゴン (KHM) 139
4 ヤスペラの歩哨 (KHM) 178
2 ハイドラの巣 (AFR) 259
4 恋煩いの野獣 (ELD) 165
4 厚顔の無法者、マグダ (KHM) 142
3 裕福な亭主 (AFR) 200
4 河川滑りの小道 (ZNR) 264
4 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
2 アクロス戦争 (THB) 124
1 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
サイドボード
3 バーニング・ハンズ (AFR) 135
3 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
1 運命の神、クローティス (THB) 220
3 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
2 アゴナスの雄牛 (THB) 147
1 乱動する渦 (ZNR) 156
2 アクロス戦争 (THB) 124
8位:スゥルタイ根本原理
最後はスゥルタイ根本原理。
こちらの使用者はさとれいサロンメンバーで、スゥルタイ大好きなtanaka選手。
もうマジでずっとスゥルタイ握ってます。
いつも独特なチューンを施していますが、今回は4マナクリーチャー枠に《クアンドリクスの栽培者》を採用。
環境から《神秘の論争》が減ったことでだいぶ唱えやすくなりました。
以前は使われていなかったカードとしては《ウィザーブルームの命令》。
厄介な《レンジャー・クラス》を割ることができる他、墓地からの土地回収のついでに《裕福な亭主》の宝物トークンを割って3ターン目の4マナアクションを防いだりと、今の環境では以前よりも使い勝手が良さそうです。
サイドボードには新カード《砂漠滅ぼし、イムリス》。
アグロデッキに対しては護法4はほぼ呪禁といってもいい性能ですが、5/5というサイズもあり《バーニング・ハンズ》も効かないということで、サイド後のアグロ戦では攻守に活躍してくれそうです。
《インポートリスト》
相棒
1 空を放浪するもの、ヨーリオン (IKO) 232
デッキ
1 鎖を解かれしもの、ポルクラノス (THB) 224
2 沼 (AFR) 273
3 森 (AFR) 281
1 巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス (KHM) 199
1 嘘の神、ヴァルキー (KHM) 114
2 長老ガーガロス (M21) 179
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
4 闇孔の小道 (KHM) 254
1 取り除き (STA) 30
1 クアンドリクスの栽培者 (STX) 218
2 ジュワー島の撹乱 (ZNR) 64
4 無情な行動 (IKO) 91
2 絶滅の契機 (IKO) 88
1 ペラッカの捕食 (ZNR) 120
2 海門修復 (ZNR) 76
2 影の評決 (ZNR) 124
2 アールンドの天啓 (KHM) 41
4 耕作 (STA) 51
4 出現の根本原理 (IKO) 185
1 エルズペスの悪夢 (THB) 91
1 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
4 狼柳の安息所 (THB) 205
4 古き神々への拘束 (KHM) 206
4 海の神のお告げ (THB) 58
1 オニキス教授 (STX) 83
1 ケトリアのトライオーム (IKO) 250
2 疾病の神殿 (M21) 253
4 寓話の小道 (M21) 246
4 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
4 清水の小道 (ZNR) 260
4 樹皮路の小道 (KHM) 251
3 島 (AFR) 269
1 ウィザーブルームの命令 (STX) 248
2 軽蔑的な一撃 (KHM) 54
2 パワー・ワード・キル (AFR) 114
サイドボード
1 才能の試験 (STX) 59
2 取り除き (STA) 30
2 強迫 (STA) 29
1 否認 (STA) 18
1 星界の大蛇、コーマ (KHM) 221
1 サメ台風 (IKO) 67
1 空を放浪するもの、ヨーリオン (IKO) 232
2 神秘の論争 (ELD) 58
1 悪意に満ちた者、ケアヴェク (M21) 106
1 砂漠滅ぼし、イムリス (AFR) 62
1 魂の粉砕 (ZNR) 127
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
というわけで今週のSCGの結果でした!
『D&D:フォーゴトンレルム探訪』後の競技シーンが始まった!という感じで既存デッキのアップデートが試される他、新デッキも出てきたりと盛り上がってきましたね。
今はプロ選手によるリーグウィークエンドがないということもあり、みな思い思いに強いデッキを模索しているなーという印象です。
来週月曜は祝日ということで、今週は久しぶりにSCG本戦に出れそうなので、僕もスタンダード頑張ってやっていきたいと思います。
では!!
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