おっすおっす。
かーむです。
スタンダードのメタが変わって忙しいよ~とか言ってたらSCGでヒストリックが始まりましたね。
2月15日の禁止改定で《自然の怒りのタイタン、ウーロ》がヒストリックから消え、ヒストリックの禁止カードは全部で11枚になり、ヒストリックアンソロジー4がリリースされ、ヒストリックは新環境を迎えました。
先週末のSCGはそんな新環境ヒストリック一発目の競技イベントとなりました。
早速結果を見ていきましょう。
ソース:SCGイベントページ(MTG Melee)
SCG チャンピオンシップ予選のメタゲーム
まずは本大会のメタゲームを確認していきましょう。
最多数はジャンドフード。全体の2割強を占め、2位を大きく引き離しています。
そして2番手はジャンドカンパニーということで、なんとジャンドサクリファイスデッキ2種がワンツー。
同着2位はアゾリウスコントロール。今回はTOP8への入賞はなりませんでしたが、16位に1名を輩出しています。
以降はグルールカンパニーやゴブリンといったクリーチャーデッキが続き、さらにそのあとは緑系低速デッキの4色コントロール、スゥルタイ根本原理が並びます。
ジャンドサクリファイスはどちらも猫かまどエンジンを利用したデッキですが、食物シナジーでアドバンテージを取る能力に長けたフード型と、《集合した中隊》からコンボパーツとなるクリーチャーを一気に展開するカンパニー型に分かれていますね。
生贄システムと相性バツグンの《フェイに呪われた王、コルヴォルド》は両方のタイプのジャンドサクリファイスに採用されていますが、フード型は土地25枚なのに対してカンパニー型は23枚と少し軽めになっていることからカンパニー型での《フェイに呪われた王、コルヴォルド》の採用は1~2枚に抑えられています。
ジャンドカンパニーの勝率は約58%であるのに対してフードは約53%となっており、今回の大会では勝率ベースでカンパニー型が上回りました。
同着2番手のアゾリウスコントロールは今回はTOP8への入賞はなりませんでしたが、16位に1名を輩出しています。
カウンターもそこそこ多く、スゥルタイ根本原理には有利そうです。
また、基本的にクリーチャーが入っていないので、ジャンド系とのマッチアップではサクリファイス系デッキと盤面での勝負に付き合わないで済みます。
しかし盤面に付き合わないで済むとはいえ脅威への回答は必要です。
特に《パンくずの道標》と《魔女のかまど》はどちらも非常に軽く、カウンターをすり抜けて着地してしまうため、アゾリウスコントロールでは対策となる置物が多く採用されています。
《墓掘りの檻》は効かない相手には一切仕事をしないカードですが、それでもメインに据えられることが多いですね。
勝率マトリクスを見ると、ここまでやってようやくイーブン(というか微不利)のようです。
アゾリウスコントロールは好みではあるんですが、ヒストリックではそもそもあらゆるデッキからの攻めを受け切るのが大変なのであんまり使いたくないなぁという印象です。
TOP8デッキ
続いてTOP8のデッキを見ていきましょう。
順位 | デッキ |
優勝 | ジャンドフード |
2位 | グルールカンパニー |
3位 | スゥルタイ根本原理 |
4位 | ジャンドカンパニー |
5位 | ジャンドフード |
6位 | 赤単アグロ |
7位 | 青単テンポ |
8位 | セレズニアカンパニー |
今回の優勝者はジャンドフード!
決勝戦はジャンドフード対グルールカンパニーというマッチアップでしたが、クリーチャーデッキの対処はお手の物という形でジャンドフードがばっちり2タテを決めて優勝に輝きました。
ジャンドは他にもフード型とカンパニー型が1名ずつ入賞しています。
残りはスタンダードでも活躍中のスゥルタイ根本原理や、赤単アグロ、青単テンポ、セレズニアカンパニーが入賞しています。
優勝:ジャンドフード
まずは優勝リストから。
以前の環境から構造は大きくは変わっていませんが、『ゼンディカーの夜明け』で登場した両面土地により、若干マナベースが改善されました。
しかし以前の環境との最も大きな違いは《古き神々への拘束》でしょう。
4マナと少し重いアクションにはなりますが、《墓掘りの檻》や《虚空の力線》といった相手の置物に対処できるようになりました。
特に《墓掘りの檻》はメインゲームで出されることも多いので、このカードの有無はかなり大きそうですね。3章でちゃっかり生贄になるのもポイント。
ちなみに3章で自軍クリーチャーに接死が付くので、《波乱の悪魔》がいると1点当てれば即死のデスビームを乱射できるようになるのは覚えておくとたまに役に立つかもしれません。
戦績よく見たらノーBYEからの優勝なんですね。半端ないっす。
《インポートリスト》
相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
3 岩山被りの小道 (ZNR) 261
2 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 初子さらい (ELD) 118
4 草むした墓 (GRN) 253
4 金のガチョウ (ELD) 160
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
1 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 パンくずの道標 (ELD) 179
1 悲哀の徘徊者 (JMP) 123
2 悲哀の徘徊者 (THB) 123
4 魔女のかまど (ELD) 237
2 血の墓所 (RNA) 245
4 闇孔の小道 (KHM) 254
1 山 (ANA) 32
4 大釜の使い魔 (ELD) 81
3 寓話の小道 (M21) 246
1 森 (ANA) 33
2 沼 (ANA) 27
3 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
2 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
3 古き神々への拘束 (KHM) 206
2 思考囲い (AKR) 127
サイドボード
2 思考囲い (AKR) 127
2 致命的な一押し (KLR) 84
2 戦争の犠牲 (WAR) 187
1 再利用の賢者 (M19) 196
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
2 削剥 (AKR) 136
1 壮大な破滅 (ELD) 85
1 害悪な掌握 (M20) 110
1 ゴルガリの女王、ヴラスカ (GRN) GR8
1 古き神々への拘束 (KHM) 206
1 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
2位:グルールカンパニー
2位はグルールカンパニー。
こちらも以前のリストとそう変わりはありませんが、両面ランドでマナベースが改善しています。
2色土地ではないので改善というと語弊があるかもしれませんが、グルールカンパニーは2色の割に2アクションする際に赤赤緑緑がまぁまぁ事故るのでブン回り率の向上にはある程度貢献してくれるのではないかと思います。
戦績では4色コントロール、アゾリウスコントロール、スゥルタイ根本原理など低速デッキを順当に下していますね。
《インポートリスト》
デッキ
4 ラノワールのエルフ (DAR) 168
5 森 (ANA) 33
4 生皮収集家 (GRN) 141
4 炎樹族の使者 (GTC) 216
2 終わりなき踊りのガリア (THB) 217
3 山 (ANA) 32
4 漁る軟泥 (M21) 204
4 通電の喧嘩屋 (KLR) 213
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 暴れ回るフェロキドン (XLN) 154
2 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
3 集合した中隊 (AKR) 186
3 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
4 岩山被りの小道 (ZNR) 261
2 ハシェプのオアシス (AKR) 301
2 ラムナプの遺跡 (AKR) 326
4 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 グルールの呪文砕き (RNA) 179
サイドボード
1 集合した中隊 (AKR) 186
3 マグマのしぶき (AKR) 164
1 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
2 削剥 (AKR) 136
2 アン一門の壊し屋 (AKR) 137
1 ガラクの先触れ (M21) 185
3 運命の神、クローティス (THB) 220
2 反逆の先導者、チャンドラ (KLR) 117
3位:スゥルタイ根本原理
スタンダードでも活躍しているスゥルタイ根本原理ですが、ヒストリックではさらに凶悪。
《戦慄衆の将軍、リリアナ》と《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》の奇跡のマリアージュによりエターナルフォースブリザードばりの激寒奥義が完成。キマると相手は死にます。
まあ余程のことがなければこの択は選ばないとは思いますが、根本原理から引っ張ってくる強力な呪文が増えるのはいいことですね。
また、《出現の根本原理》から呼び出せる単色の重い呪文としては他にも《次元を挙げた祝賀》や《サンドワームの収斂》が追加されています。
《サンドワームの収斂》はサイドカードですが、航空戦力に乏しいカンパニー系のデッキにはかなり刺さりそうですね。
マナ加速にもヒストリックならではのカードたちが。
ヒストリックのマナ加速と言えば《成長のらせん》と《探検》の2台巨頭ですが、マナ拘束を重視してか《探検》のみが採用されています。
《狼柳の安息所》からのプレイしやすさも全然違いますね。
《インポートリスト》
相棒
1 空を放浪するもの、ヨーリオン (IKO) 232
デッキ
4 古き神々への拘束 (KHM) 206
3 草むした墓 (GRN) 253
1 嘘の神、ヴァルキー (KHM) 114
1 暗記 /// 記憶 (AKR) 54
4 影の評決 (ZNR) 124
3 探検 (JMP) 393
2 アールンドの天啓 (KHM) 41
4 ゼイゴスのトライオーム (IKO) 259
4 狼柳の安息所 (THB) 205
3 湿った墓 (GRN) 259
1 キオーラ、海神を打ち倒す (THB) 52
1 海門修復 (ZNR) 76
1 繁殖池 (RNA) 246
1 世界を揺るがす者、ニッサ (WAR) 169
2 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61
2 取り除き (M21) 97
4 出現の根本原理 (IKO) 185
2 絶滅の契機 (IKO) 88
1 ケトリアのトライオーム (IKO) 250
1 戦慄衆の将軍、リリアナ (WAR) 97
3 移動経路 (IKO) 164
1 巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス (KHM) 199
4 樹皮路の小道 (KHM) 251
4 清水の小道 (ZNR) 260
4 闇孔の小道 (KHM) 254
3 森 (ANA) 33
3 島 (ANA) 24
2 沼 (ANA) 27
3 寓話の小道 (M21) 246
2 無情な行動 (IKO) 91
1 次元を挙げた祝賀 (WAR) 172
1 至高の意志 (AKR) 83
2 海の神のお告げ (THB) 58
1 鎖を解かれしもの、ポルクラノス (THB) 224
1 否定の契約 (AKR) 73
サイドボード
2 否認 (ZNR) 71
1 思考のひずみ (M20) 117
3 墓掘りの檻 (M20) 227
2 思考囲い (AKR) 127
1 空を放浪するもの、ヨーリオン (IKO) 232
2 霊気の疾風 (M20) 42
2 厚かましい借り手 (ELD) 39
1 屍呆症 (M21) 116
1 サンドワームの収斂 (AKR) 215
4位:ジャンドカンパニー
4位はジャンドカンパニー。
フード型との違いとしてはからコンボパーツを一気に展開する《集合した中隊》が採用されている点です。
多少ガチャ要素もありますが《忘れられた神々の僧侶》+《悲哀の徘徊者》や、《魔女のかまど》がある状態での《大釜の使い魔》+《波乱の悪魔》などの大当たりもあり、展開力にも優れます。
フード型のように《パンくずの道標》は採用されていませんが、《真夜中の死神》が採用されており、猫かまどコンボが完成していれば猫が墓地と場を往復するたびに1ドローできます。
軽めで展開力に優れるカンパニー型のジャンドですが、ライブラリーと墓地の両方からクリーチャーが出てくるため《墓掘りの檻》がフード型よりも刺さってしまいやすいです。
《集合した中隊》の当たりが減ってしまうのでフード型のように《古き神々の拘束》も採用しづらく、メインで出されるとなかなかしんどいですね。
サイドのカードを見ると《リリアナの敗北》が1枚挿されてますね。
1マナで《フェイに呪われた王、コルヴォルド》や《波乱の悪魔》を除去でき、ミラーマッチでは非常に使いやすそうです。
戦績ではミラーマッチは3-1となっています。
《インポートリスト》
相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
4 大釜の使い魔 (ELD) 81
4 魔女のかまど (ELD) 237
4 初子さらい (ELD) 118
4 血の墓所 (RNA) 245
4 真夜中の死神 (GRN) 77
1 悲哀の徘徊者 (JMP) 123
3 悲哀の徘徊者 (THB) 123
4 戦慄衆の解体者 (WAR) 194
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
4 忘れられた神々の僧侶 (RNA) 83
4 集合した中隊 (AKR) 186
3 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
1 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 草むした墓 (GRN) 253
4 竜髑髏の山頂 (XLN) 252
3 岩山被りの小道 (ZNR) 261
1 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
サイドボード
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
3 思考囲い (AKR) 127
3 害悪な掌握 (M20) 110
2 削剥 (AKR) 136
2 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
1 運命の神、クローティス (THB) 220
1 リリアナの敗北 (AKR) 112
2 再利用の賢者 (M19) 196
5位:ジャンドフード
5位は2つ目のジャンドフード。
優勝リストと違い《思考囲い》はメインには採用せず、サイドボードに4枚。
他のカードも2~3枚ずつ採用されており、1枚積みが多かった優勝リストと比べるサイドボードはまとまっていて少しスッキリしてますね。
《害悪な掌握》が3枚と多めに採用されており、グルールカンパニーへのガードが少し高めな印象です。
《インポートリスト》
相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
2 岩山被りの小道 (ZNR) 261
3 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
4 初子さらい (ELD) 118
4 草むした墓 (GRN) 253
4 金のガチョウ (ELD) 160
2 忘れられた神々の僧侶 (RNA) 83
4 波乱の悪魔 (WAR) 204
1 ファイレクシアの塔 (JMP) 493
4 パンくずの道標 (ELD) 179
1 悲哀の徘徊者 (JMP) 123
3 悲哀の徘徊者 (THB) 123
4 魔女のかまど (ELD) 237
4 血の墓所 (RNA) 245
1 花盛りの湿地 (KLR) 280
2 沼 (ANA) 27
4 大釜の使い魔 (ELD) 81
4 寓話の小道 (M21) 246
1 山 (ANA) 32
2 森 (ANA) 33
3 フェイに呪われた王、コルヴォルド (ELD) 329
1 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
2 古き神々への拘束 (KHM) 206
サイドボード
4 思考囲い (AKR) 127
3 再利用の賢者 (M19) 196
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
2 削剥 (AKR) 136
2 古き神々への拘束 (KHM) 206
3 害悪な掌握 (M20) 110
6位:赤単アグロ
6位は赤単アグロ。
アグロとは言っても本体火力が大量に搭載されており、どちらかというとバーンに近い構成になっています。
クリーチャーによるビートダウンと違い、火力呪文によるダメージは除去によって阻害されないため、相手が除去キープした場合でもガリガリライフを削っていけるのがいいですね。
代わりに息切れのリスクこそありますが、それをカバーする呪文やクリーチャーも採用されています。
珍しいのは《チャンドラの焼却者》の採用ですね。
6/6トランプルは言うまでもなくフィニッシャー級のサイズ。
相手がクリーチャーデッキであれば顔面と盤面と同時に焼き切りながら勝利へ向かうことができます。
実際のところどのくらいの働きをしてくれるのか気になるので、これは回しているのを是非見てみたいですね。(誰か配信してくれ)
《インポートリスト》
相棒
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
デッキ
4 批判家刺殺 (RNA) 115
4 熱錬金術師 (JMP) 365
4 損魂魔道士 (AKR) 175
4 チャンドラの焼却者 (M21) 136
4 ラムナプの遺跡 (AKR) 326
14 山 (ANA) 32
4 舞台照らし (RNA) 107
3 ショック (ANB) 84
1 ショック (M21) 159
4 魔術師の稲妻 (DAR) 152
4 火柱 (JMP) 355
4 ギトゥの溶岩走り (DAR) 127
2 渋面の溶岩使い (JMP) 331
4 ボーマットの急使 (KLR) 225
サイドボード
1 湧き出る源、ジェガンサ (IKO) 222
3 炎の侍祭、チャンドラ (M20) 126
4 ヴィーアシーノの紅蓮術師 (M19) 166
3 暴れ回るフェロキドン (XLN) 154
1 稲妻の一撃 (M19) 152
3 稲妻の一撃 (XLN) 149
7位:青単テンポ
7位は青単テンポ。
瞬速持ちのクリーチャーと打消し呪文で構成されており、相手が動けば打消して動かなければクリーチャーを展開してくる嫌らしいデッキです。
『カルドハイム』で登場した《隆盛するスピリット》もインスタントタイミングで起動できる起動型能力を持っており、構えたマナの使い先になってくれます。
そしてこの戦略を支えるのが《執着的探訪》と《好奇心》の2つのオーラ。
殴ってドローして構えて、殴ってドローして構えてを繰り返されると思わず手が出そうになりますねたまりませんね。
《インポートリスト》
デッキ
4 執着的探訪 (JMP) 148
4 呪文貫き (XLN) 81
4 幽体の船乗り (M20) 76
4 高尚な否定 (M21) 56
18 冠雪の島 (KHM) 279
4 至高の幻影 (M19) 76
2 好奇心 (JMP) 147
2 ネベルガストの伝令 (JMP) 160
4 鎖鳴らし (JMP) 166
4 厚かましい借り手 (ELD) 39
2 不詳の安息地 (KHM) 255
4 隆盛するスピリット (KHM) 43
2 本質の把捉 (RNA) 37
2 厳格な放逐 (THB) 68
サイドボード
4 霊気の疾風 (M20) 42
3 墓掘りの檻 (M20) 227
2 否認 (ZNR) 71
1 大いなる玻璃紡ぎ、綺羅 (JMP) 154
1 非実体化 (M21) 82
1 無効 (KHM) 42
2 神秘の論争 (ELD) 58
1 ネベルガストの伝令 (JMP) 160
8位:セレズニアカンパニー
最後はセレズニアカンパニー。
ヒストリックアンソロジーで再録された《スレイベンの検査官》が早速採用されてますね。
このカードのセコさ、本当好きです。《魅力的な王子》でブリンクして2度美味しいのも◎
土地タップインと呪文の回数に制限をかけて相手のテンポを阻害する《エメリアのアルコン》も面白い採用ですね。ヒストリックであればほぼ相手の土地はタップインになってくれそうです。
一方で自分は《神に愛された者、シグリッド》や《集合した中隊》で相手のターンにもクリーチャーを展開できるようになっています。
そして《集合した中隊》からは出せませんが、4マナ域には《秘密を知るもの、トスキ》を採用。
《集合した中隊》で横に伸ばした戦線をカチこませて大量ドローしていく動きはなかなか強そうです。
サイドボードには《スレイベンの守護者、サリア》や《徴税人》、《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》といったヘイトクリーチャーたちが。
こういった嫌らしい採用ができるのはヒストリックのカードプールならではですね。
《インポートリスト》
デッキ
4 エメリアのアルコン (ZNR) 4
3 森 (ANA) 33
4 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
4 ラノワールのエルフ (DAR) 168
6 平地 (ANA) 23
4 光輝王の野心家 (ZNR) 24
4 集合した中隊 (AKR) 186
3 神に愛された者、シグリッド (KHM) 29
3 秘密を知るもの、トスキ (KHM) 197
4 カザンドゥのマンモス (ZNR) 189
3 魅力的な王子 (ELD) 8
2 漁る軟泥 (M21) 204
1 秋の騎士 (GRN) 183
2 スレイベンの検査官 (SOI) 44
1 ハシェプのオアシス (AKR) 301
4 枝重なる小道 (ZNR) 258
4 寺院の庭 (GRN) 258
2 陽花弁の木立ち (XLN) 257
1 怪物の代言者、ビビアン (IKO) 175
1 エメリアの呼び声 (ZNR) 12
サイドボード
3 スレイベンの守護者、サリア (DKA) 24
3 傑士の神、レーデイン (KHM) 21
3 鎮まらぬ大地、ヤシャーン (ZNR) 240
3 博覧会場の警備員 (KLR) 17
1 残骸の漂着 (XLN) 34
1 徴税人 (RNA) 27
1 長老ガーガロス (M21) 179
というわけで新環境ヒストリックのストリクスヘイブン チャンピオンシップ予選の結果でした!
今回のチャンピオンシップ予選の参加権を獲得するためのSCG Satelliteの結果やメタゲームについてはナダルさんがnoteでまとめてくれていたので、そちらも見てみるとヒストリックのメタゲームがより理解できると思います。ぜひ見てみてください。
note:ヒストリック環境を調べてみました@3月20日~SCG Tour Onlineにて
スタンダードもたくさんプレイして結構楽しんだので、これからは少しヒストリックでも遊んでみようと思います。
では!!
《更新情報やMTG関連の話題をつぶやいてます》
《最近noteはじめました》